ホーム>スタッフブログ

スタッフブログ

●カウンセラーのつぶやき●~夏バテ解消に大切な『睡眠』~

 

「今年の夏は暑かったですね~」と最近挨拶とともによく出てくるフレーズです。

今年の夏は、高温が続きました。また、8月に入るとこれまでに経験したことの ないような

大型の台風もやってきました。そして、ようやく過ごしやすくなる季節に なりました。

ただ、ここから体調を崩すことが多くなってきます。 夏の疲れが一気にでてくる時期に入り

「夏バテ」を起こす時期に入ってきます。 そこで、この「夏バテ」の解消には何よりも身体を

休めることなのです。 そのためには、「質の良い睡眠」をとることが一番です。

今回は、この「睡眠」について、お話をしたいと思います。

 

皆さんは、何のために「睡眠」をとっているでしょうか?

「疲労回復?」それとも、「なんとなく?」多くの方は、「疲労回復」ということは 理解して

いただいていると思います。実は、睡眠は、「疲労回復」それだけではないのです。

睡眠は、2つの機構を持っています。1つは、「疲れると眠くなる」という「恒常性維持機構」、

2つ目は、「夜になると眠くなる」という「体内時計機構」です。

 

1つ目、「恒常性維持機構」とは、まさにここが「疲労回復」になります。 身体や脳を休めて

一日の疲労を回復するのです。そのためには、「新陳代謝」を促していきます。 成長ホルモンの

分泌によって、一日使った体の修復やまた新しい組織を作るのです。こうして睡眠を とることに

よって、身体そのものの修復をしていきます。これが「疲労回復」に繋がります。

 

2つ目「体内時計機構」とは、「記憶の固定」を行います。脳内にたまった情報を記憶として固定

して いくのです。そのために、人は「夢」を見ます。「夢」を見ることによって記憶の固定を行い

ます。 また、「夢」を見ることが「ストレスの発散」にもつながっていくのです。

 

「睡眠」は、一日頑張った身体の機能を修復し、一日頭の中にたまった情報を必要なものと、 そうで

ないものに分類し記憶として固定し、ストレスの発散を同時に行っています。 だからこそ「睡眠」は

何よりも大切なのです。

 

ぜひ、この夏の疲れをしっかりと「質の良い睡眠」を行うことで乗り切っていきましょう。

 

産業カウンセラー

      大槻 久美子

●カウンセラーのつぶやき●~夏を乗り切る夏のハーブティー②~

 

今年は地震や大雨、異例の進路での台風、そして毎日38℃を超える暑さに 身体もついて

いかない状況ではないでしょうか? そんな毎日を元気に乗り切るようにサポートをして

くれるハーブのご紹介 第二弾となります。毎日、暑いと食欲も進みません。

また、熱中症の予防も あり水分補給はかかせないものになっています。

そこで、今回は、身体の新陳代謝を高めるハーブをご紹介します。

 

「ハイビスカス」

学名  : Hibiscus sabdariffa

科名  : アオイ科

使用部位: がく部

 

ハイビスカスというと、南国に咲く赤い花をイメージしますが、それは観賞用です。

飲むハーブとしては、「ローゼル」と呼ばれる品種が用いられます。

ハイビスカスには、クエン酸などの植物酸やカリウムや鉄のミネラルが含まれており、

クエン酸はレモンや梅干しに含まれる酸っぱい成分です。 このクエン酸は人の体の中で、

食べた物をエネルギーに変えるために必要不可欠 な成分でもあり、エネルギー代謝と

新陳代謝を高めてくれます。 さらに、疲労物質である乳酸を分解するので疲労回復や

筋肉痛の軽減にも効果が あります。また鮮やかな赤色は、アントシアニンという成分で

眼精疲労の回復を助け てくれる成分となり、パソコン作業で目が疲れた時にもおすすめです。

 

このハーブティーが有名になったのは、1964年の東京オリンピックです。

マラソンで 金メダルを獲得したアベベ選手が飲んでいたことで、疲労回復に役立つ天然の

スポーツ ドリンクとして広まりました。

 

そこで今回は、この酷暑を夏バテ知らずに元気で乗り切るサポートをしてくれる、

ハイビスカスのハーブビネガーはいかがでしょうか?

 

ハーブビネガーは、お酢の中に植物を浸して有効成分を抽出したものです。 出来上がるまでに

2週間ほどかかりますが、お湯や水、炭酸水で割って飲むことは もちろん、ドレッシングの

ベースとしても使えます。酸味が苦手な方は、はちみつを 加えると飲みやすくなります。

また、ビタミンCはそれほど含んでいませんので 「ビタミンCの爆弾」と呼ばれるローズヒップを

ブレンドして飲まれると、栄養が補完 されて、酸味も和らぎ飲みやすくなります。夏バテ対策に

おすすめのハーブです。

 

【材料】

・ハイビスカス(ドライ) :10g

・ローズヒップ(ドライ) :10g

・アップルビネガー(りんご酢) :約200ml(ハーブがしっかり浸かる量)

・蓋つきガラス容器(漬け込み用、保存用)

 漬け込み用と保存用の容器の蓋は、金属は錆びやすいので、酸によって

 錆びない素材のものを選んでください。

・茶こしやコーヒーフィルター

 

【作り方】

(1) 漬け込み用容器を煮沸して乾燥させる

(2) ハイビスカスとローズヒップを①の容器に入れ、ハーブがしっかり浸かる量の

   アップルビネガーを注ぎ、密閉する

   (ハーブがしっかり浸かっていないと、カビが生えるおそれがあります)

(3) 日の当たらない場所で、約2週間おいておく

(4) 約2週間後、保存用容器を煮沸して乾燥させる

(5) ハーブビネガーを茶こしやコーヒーフィルターを使ってこして、(4)で

   煮沸した容器に入れ替える

 

【保存】 常温保存の場合は約1か月、冷蔵庫で保存する場合は約3か月を

      目安に使い切って下さい。

 

いつも持ち歩いている水筒に冷たいお水とハイビスカスのハーフビネガーをブレンドして

熱中症対策しながら疲労回復はいかがでしょうか?

 

産業カウンセラー ハーバルセラピスト

  手錢千晴

 

 

●お盆休みのお知らせ●

いつもご覧いただきありがとうございます。

 

8月11日(土)~8月19日(日)までお盆休みを頂きます。

 

よろしくお願いいたします。

●カウンセラーのつぶやき●~夏を乗り切る夏のハーブティー①~

 

急な暑さに身体も驚いているこの頃ですが、みなさんいかがお過ごしですか?

これから暑い夏がやってきます。今年の梅雨は、あったようななかったような・・・。

そこで健康で元気に過ごす為に、ハーブを活用して自分の中に眠る自然治癒力を

呼び覚ましてください。

今回は、暑い夏を元気に乗り切るサポートをしてくれるハーブをご紹介します。

それは、すっきりと気分転換ができる「ペパーミント」です。

 

「ペパーミント」

学名: Mentha piperita

科名: シソ科

使用部位: 葉部

 

ペパーミントは、爽やかなスーッとした香りのハーブです。

このスーッとした香りの正体は、「ℓ-メントール」という成分で、様々な薬効があります。

 

・冷却作用

・抗菌

・抗ウイルス作用

・鎮静作用

・リフレッシュ作用など

 

メントール入りのボディーシートで体を拭けば、汗ばんだ体もヒンヤリサッパリしますし、

香りを嗅ぐだけでも、眠気を吹き飛ばして頭がスッキリとします。

 

ペパーミントティーを飲むと、消化器の機能を調整してくれるため、食べすぎ、飲みすぎ、

食欲不振、消化不良、吐き気などの不快な症状を鎮めてくれます。

さらに鎮痛作用があるため、軽い頭痛や歯痛などにも有効です。 また、ストレスが元になって

下痢や便秘、腹痛を繰り返す過敏性腸症候群にも役立ちます。

 

ペパーミントは、その清涼感ある香りからリフレッシュ感を多くの方が思い浮かべられると 思い

ますが、過度の緊張状態が続いている時には、緊張をほぐして心も体もリラックスさせてくれます。

ちょっと疲れているな…気持ちを落ち着けたいな…と思われた時にも、ぜひ、ペパーミントティーを

飲んでみて下さい。ストレス対策にもおすすめのハーブです。

 

夜のひと時には、ペパーミントを使ったキューバのカクテル「モヒート」はいかがでしょうか?

 

【材料(1杯分)】

・ペパーミントの葉 :ひとつかみ(約3g)

・ガムシロップ :大さじ1

・ライムまたはレモン :適量

・ラム酒 :40ml

・炭酸水 :100ml

・氷 :適量

 

【作り方】

①  ペパーミントの葉は軽く洗い、水気をきる

②  グラスにペパーミント、ガムシロップを入れ、スプーンやマドラーでつぶすように混ぜる

③  ②に輪切りにしたライムやレモンを入れる

④  ③に氷、ラム酒を入れ、炭酸水を注いで混ぜる

 

また、お風呂に数滴ペパーミントのアロマオイルを入れて入浴するのもおすすめです。

ペパーミントの清涼感でスッキリと気分転換して暑い夏を乗り切れるように、ぜひお試しください。

 

産業カウンセラー ハーバルセラピスト

手錢千晴

●カウンセラーのつぶやき●~6月病がうつ病へ変わるかも~

 

6月になり苦手な「梅雨」に重い気持ちになっている人もいるのではないでしょうか?そろそろ全国的に

「梅雨入り宣言」がでてきているようです。

さて、前回は、ゴールデンウィーク明けに言われる「5月病」から「6月病」へということを お伝えしました。

今回は、もう少し詳しく「6月病」を見ていきたいと思います。

 

この6月病ですが、実は、新入社員に多いだけではなく、新しい環境になった人全ての人に危険が潜んで

いるのです。なぜなら以下の条件があるからです。

 

①6月は、祝日がない

②季節が「梅雨」になり湿度の高い気候が悪影響になる

 

このような条件によって、6月病が引き起こされやすくなってしまいます。例えば祝日です。

私達は、なんとなく一週間の間に祝日があるとそれに向かって「頑張ろう!」と考えたり、土日に

加え祝日を使って旅行や趣味などを計画しストレス発散をしたりします。ですが、6月は、一週間の

うち祝日が1日もないことでずっと働きづめのような状態になることからストレスの発散ができない

状態になってしまうことが考えられます。

また、心がどんよりしてしまうのは、ジメジメした6月のお天気も無関係ではありません。梅雨は

気圧が低く、不安定になり、日照時間が減ることで、自律神経に悪い影響を及ぼすといわれています。

梅雨という時期が大きく影響するため、社会人だけでなく主婦の場合も似たような症状があり、

「家事6月病」と呼ばれることもあります。

 

実は、「5月病」も「6月病」も、名付けたのはマスコミ等であり、正式な病名は「適応障害」と

なっています。「適応障害」とは、新しい環境に適応できないことが原因で、ストレスが情緒面や

行動面に、大きな影響を及ぼす病気です。 情緒不安や神経過敏、体の不調が現れたりします。

また、無断欠勤や暴飲暴食、無謀運転などの行動に現れることもあります。この「6月病」、

ストレスが慢性的に存在する場合は、症状も慢性に経過していきます。残念ながら長引くと「うつ病」に

移行してしまう可能性もあるので要注意です。

実は、「適応障害」と診断された人のうち40%以上が、5年後には「うつ病」などに診断名が変更されて

います。(厚生労働省調べ)

では、そうならないためにも予防策とてして以下の3つのことに注意してください。

 

①ジョギングやウォーキングなど、リズミカルな運動が良いとされています。

②睡眠時間をしっかり確保して、朝は太陽の光を浴びましょう。

③意識的にON/OFFの切り替えをし、帰宅後や休日は、趣味などに集中を。

 

是非このような日常生活の中でできる対策を取り入れて「6月病」にならないようにしていきましょう!

 

産業カウンセラー

大槻 久美子

●カウンセラーのつぶやき●~5月病から6月病へ~

 

ゴールデンウィークも終わり、暦の上では「夏」になってきました。今回は、最近少しずつ聞かれる

ようになった「5月病」から「6月病」についてお伝えしたいと思います。

 

最近では、5月病という言葉は既に世間に広く認知されており、多くの人が知ることになっています。

この5月病の症状として一般的によく知られているのは、「まじめに業務をこなしていた新入社員が、

大型連休が明けた頃から抑うつや無気力状態に陥ったり、体のだるさなどの症状を訴えたりする」

というものがよく言われています。

その5月病とともに最近では、この5月病と似た症状を6月に呈する「6月病」なる病にかかる人が

増えているということも言われ始めるようになりました。では、この5月病と6月病とは、一体どう

いうものでしょうか?

まずは、6月病の前に5月病を理解してから6月病をご紹介したいと思います。

 

これまでもよく言われてきた「5月病」ですが、そもそも「5月病」、「6月病」とも医学的な病名は

ありません。それでは、いわゆる5月病や6月病の正体は何なのでしょうか? 国際疾病分類第10版(ICD10)

では「ストレス因により引き起こされる情緒面や行動面の症状で、社会的機能が著しく障害されている状態」

を適応障害と定義していることから、これらの"病気"は適応障害に該当するとされています。

しかしながら5月病も6月病も正式な名称ではないため、「いつものこと」と安易にとらえ、対策が遅れて

しまいうるケースもあると本格的に「適応障害」「うつ病」「精神障害」「気分障害」と判断されてしまうこと

も起こります。まずは、症状をよく理解したうえで対策をしていくことが大切です。対策すべき5月病・6月病の

主な症状は、以下のものがあります。

 

神経症としては、不眠・不安・パニック などの症状、心身症としては、食欲不振・めまい・頭痛・胃痛・吐き気

などの症状があげられます。

特に5月病は、環境の変化でも陥ることが多いため、新社会人のみに限らず、職場の異動や職位の変化があるよう

な職員にも多くみられます。また、6月病は主に、新規採用者が陥ることが多いとされていますがどちらもあまり

変わらないのではないかと思っています。

 

なぜなら、5月病や6月病を引き起こす要因としては、以下のことが考えられるからです。

 

① 新しい環境で人間関係がうまく築けない。職場になじめない。

② 自分が思い描いていた生活と違っている。

③ 新しい環境に慣れない。

④ 大きな目標を達成したことで力尽きてしまう

⑤ 季節の変わり目や梅雨時期に入ると憂鬱な気持ちになりやすい

 

などがあげられます。

 

また、5月病、6月病にならないため、以下に気を付けていきましょう。

 

① 人との会話を増やす

② 睡眠の質を高める

③ 栄養や食事量のバランスを考えて摂取する

④ 自分の時間を大切にする。

 

まずは、できることからやっていきましょう。

 

そして何よりも「ストレスの発散」が大切になりますが、「ゴールデンウィークに遊んだので」と

控えるのではなく、日ごろから自分にとってのストレスの発散を少し気にかけてみてください。

「ゴールデンウィーク遊んだからこれからは、何もできない」と思ってしまうのは危険信号なのです。

ですが、医療機関に勤めている人には、ゴールデンウィークがない人もいます。そんな人ほど5月病に

陥ることが少ないとされていますが、実は、5月病にならなかった人ほどなりやすいのが6月病なのです。

だからこそ、さまざまな職業の中でも特にナースや医療関係者、福祉関係者が陥りやすいと考えられています。

「5月病にはなりたくない!」と意識をして真面目に頑張っている人ほど、緊張の糸が切れたときに、

6月病になりやすいというのを少し頭の片隅に置いておいてください。

 

産業カウンセラー

大槻 久美子

●GWの営業時間のお知らせ●

いつもご覧いただきありがとうございます。

GWの営業時間は、下記日程とさせて頂きます。

 

2018年4月28日(土)~ 2018年5月6日(日)

 

よろしくお願い致します。

●カウンセラーのつぶやき●~新しい環境になるにあたって、改めて・・・~

 

あっという間に桜が開花し葉桜になったように思います。

今年の春は駆け抜けるように過ぎて行ったみたいです。こんな時、いつもより体調に気をつけないといけません。

また、4月になると新入職員の方が入ったり、 人事異動などもあって職場の環境の変化が大きい時期になります。

 

そこで今回は、改めて周囲の人や本人が、どのようなポイントで メンタル不調をいかに早く気づくことができるか?

をお伝えしたいと思います。

 

皆さんは、メンタル不調というとどのようなことを思い浮かべるでしょうか?

やはり一番に浮かんでくるのは「うつ病」という病名ではないでしょうか。

このうつ病は、厚生労働省が実施している患者調査によれば、2008年には 104.1万人と100万人を突破し、2015年には、

112万人と著しく増加しています。 だからこそ「メンタル不調=うつ病」となってしまったのかもしれません。

さて、このうつ病は、どういうものでしょうか?厚生労働省は、 『「憂うつである」「気分が落ち込んでいる」などと

表現される症状を 抑うつ気分といいます。抑うつ状態とは抑うつ気分が強い状態です。 このようなうつ状態がある程度

以上、重症である時、うつ病と呼んでいます。』 としています。そこで、自分や周囲の人がうつ病となったことを

どうすれば自分自身や周囲が気づくことができるかということです。

 

うつ病は、早期発見が何よりも大切なのです。残念ながら発見が遅くなるほど 治るまでに時間が必要になります。

ただ、うつ病は、今流行のインフルエンザ のように「熱が上がる」、「体の節々が痛い」などはっきり認識できる

症状が ないため周囲の人はもとより、本人も気づきにくいため、発見が遅れてしまい やすい病気でもあるのです。

では、どんなところに気づけばいいのでしょうか?まずは、職場で働いている人の具体的な変化に気づくポイントを

医学博士の 鈴木安奈先生が提唱されている「けちなのみや」のサインで見てみましょう。

(これは、自分自身にも周囲の人にも合わせてみることができます。)

 

け:欠勤が多くなる

ち:遅刻・早退(欠勤になるまでの状態)

な:泣き言を言う

の:能率や効率の低下

み:ミスや事故が増える

や:「やめたい」と言い出すことが多くなる

 

そして、周囲の人の不調に気づくポイントは、その人の「いつもと違う様子」 を見つけることにあります。でも、

「いつもと違う様子」は、「いつもの様子」 を分かっていていないと気づくことができません。

例えば、「いつもとなんだか ちがうな?」、「顔色が悪く、元気がない」や「挨拶の声が小さい」また、

「朝は元気が無いが、毎日遅くまで残って残業をしている」、「提出できない 書類もある」などその人本来の様子や

行動の違いなどの「その人の常態からのズレ」 から気づくことができます。また、もう一つ気づくポイントは、

「集団からのズレ」 です。例えば、「一人になりたがる」や「集団行動したがらない」などといった 集団からの

ズレなどにも現れてきます。

 

では、実際に職場の同僚が病んでしまった場合ですが、どのような行動をすれば いいのでしょうか?同僚としては、

ぜひ「サポーター」になってあげてください。 治療者や指示者ではなく、あくまでも「サポーター」です。

「サポーター」とは、 温かい気持ちで接して応援し、見守るという立場です。そして、いつもと違う 様子に

気づいたら「最近どうしたの?」や「何か心配事でもあるの?」などの 声をかけてみてあげてください。

できれば早い段階で相談窓口などを紹介して いただければとても助かります。

 

うつ病は、心が強い、弱いということは関係ありません。仕事のプレッシャーや 長時間残業、働きにくい職場環境などが

続けばだれしもがなりうる病気である ことを理解していただき、元気にいきいきと働ける状態を作っていくように 個人の

一人ひとりが注意することも必要ですが、周囲に対しても目を向けて助け 合いながら作るようにしてみてください。

 

産業カウンセラー

大槻 久美子

●カウンセラーのつぶやき●~3月は、自殺対策強化月間です~

少しずつ暖かい日差しが差し込むようになりました。

もう、春はそこまでといったようです。

とはいえ、今年はインフルエンザに もう少し注意が必要かもしれませんね。

 

さて、3月に入りました。学校では卒業があり、職場では配置転換が行われる 期末となり人によっては、

「嬉しいこと」、また、別の人にとっては 「辛いこと」というように「環境変化」が重なる時期になってきました。

そこで、毎年厚生労働省は、この3月を「自殺対策強化月間」としています。

ただ、残念なことですが、この「自殺対策強化月間」について厚生労働省が 平成28年に行った意識調査では、

「知らなかった」と答える人が56.2% と半数以上の人は知りませんでした。

確かにここ数年日本全国での自殺者の数は、平成24年から連続4年間3万人 を下回っていますが、

他の主要国から見るとロシアに次いで第2位となり、 まだまだ高い水準となっています。

また、ここ数年は、自殺者の年齢層が若年化してきており、内閣府が実施した 意識調査では、

20代~30代の人に「これまで本気で自殺を考えたことが ある」と回答している人が多く、

5人に1人といった割合であることも明らか になりました。

このようなことも含め職場や地域で悩んでいる人や悩んでいて何かサインを 発している人に

出来るだけ早く気づき、そして専門機関につなげるということ が必要です。

そこでは、以前にもお話した「ゲートキーパー」という考え方を 広げていく必要があります。

再度3月になった機会に見直してみたいと思います。

 

ゲートキーパーとは・・・

何か資格があるわけではありません。自分達の回りにいる人達に目を向け、

周りにいる人の悩みに気がつき、話に耳を傾け、必要な支援先につなぎ、 見守る人を、

「ゲートキーパー」と呼んでいます。行動した瞬間から 誰もがゲートキーパーになれるのです。

 

ゲートキーパーの4つのポイント

①変化に気づく・・・口数が減ったな、疲れているな、眠れていないな、など『その人のいつもと違う状態』

を見つけ、「最近眠れてる?」や 「疲れとれてる?」といったような声かけ。

②話を聴く・・・相手の話に耳を傾け聴きます。そして、話してくれた ことに『ねぎらいの言葉』をかけましょう。

③支援先につなげる・・・自分だけではどうしようもないこともあります。 そんな時には、相談窓口につなげていきましょう。

④暖かく見守る・・・支援先につなげて終わりではなく、 その後も必要があれば相談に乗ってあげてください。

 

主な相談窓口(厚生労働省のHPにつながります)

電話相談・・・ http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000190135.html

メール・SNSによる相談・・・ http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000188968.html

 

広く多くの人に「ゲートキーパー」という考え方を知ってもらうことができ れば、

私達の身の回りで悩んでいる人を1人でも減らしていくことができる のではないでしょうか。

もしかしたら、第三者によるゲートキーパーがあったら救えていた命もある のかもしれません。

なによりも、一人ひとりがゲートキーパーになることで 1人で抱え込まなくていいような

職場、地域、社会になればと願っています。

 

産業カウンセラー 大槻 久美子

 

●カウンセラーのつぶやき●~ハーブの力で風邪やインフルエンザ予防~

北海道ではマイナス30度を記録して驚きましたが、まだまだ厳しい寒さが続いています。

インフルエンザが大流行し、学校閉鎖も増え続けているようですが、 みなさん、体調は崩されていませんか?

 

みなさんは、「ハーブ」「メディカルハーブ」という言葉を聞かれたことがあるでしょうか?

「ハーブ」とは、生活に役立つ香りのある植物のことです。 緑茶を日常飲む方も多いと思いますが、この緑茶も

れっきとしたハーブです。 そして、ハーブに含まれる成分を、私たちの健康維持や美容に役立て活用し ようとする

分野を「メディカルハーブ」と呼びます。 人は、はるか昔から、病気やケガの時に身の回りにある薬草を用いて、

自らを癒してきました。 薬(化学合成薬)が登場してからは、植物を使った治療は表舞台から姿を消していましたが、

近年また注目を浴びています。私たちには生まれながらにして「自然治癒力」が備わっています。自然治癒力とは、

生物に備わっている、病気やケガを自ら守ろうとしたり、元に戻そうとする力のことです。健康で元気に過ごす為に、

ハーブを活用して、自分の中に眠る自然治癒力を呼び覚ましてください。もちろん、緊急の症状や外傷には、

迷わず病院に行かれることをお勧めします。

今回は、風邪やインフルエンザの予防やひき始めにお勧めのハーブをご紹介します。

 

「エキナセア」

学名:Echinacea purpurea

科名:キク科

使用部位:地上部・根部

エキナセアは、「免疫力を高めるハーブ」と呼ばれています。 免疫力とは、体内に入った異物、ウイルス、細菌などに

対抗する力のことです。 免疫力を高めることにより、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりにくくなります。

風邪やインフルエンザなどをひいてからではなく、予防に活用されるのがお勧めです。

エキナセアは、北米の先住民がもっとも大切にしたハーブで、「インディアンのハーブ」とも呼ばれます。

伝染病や毒蛇にかまれた時などに用いられてきました。第2次世界大戦後に、ドイツなどで科学的研究が進み、広く

知られるようになりました。風邪やインフルエンザの予防以外に、膀胱炎やカンジダ、 尿道炎などの泌尿器感染症、

治りにくい傷に用いられています。 ハーブティーにすると、かすかに甘い香りがします。

苦みや酸味はありません ので、癖がなく、比較的飲みやすいです。 単体でも、他のハーブとブレンドしても楽しめます。

ブレンドする場合のお勧めハーブは、ローズヒップです。 キク科アレルギーの方、エイズなどの進行性自己免疫疾患の方

は、使用を控えて下さい。また、風邪やインフルエンザの予防の為には、2週間飲んで1週間休む、というように、

長期間連続して使用しないようにして下さい。

 

「ローズヒップ」

学名:Rosa canina

科名:バラ科

使用部位:偽果

ローズヒップは、別名「ドッグローズ」(犬のバラ)とも呼ばれています。

薬効が高い為、ローマ時代には狂犬病の犬に噛まれた時に効くと使われていたようです。

ローズヒップには、多くのビタミンやミネラルが含まれていますが、中でもビタミンCはレモンの20~40倍も含み、

外観がラグビーボールに似ていることから「ビタミンCの爆弾」と呼ばれています。 ビタミンCは、高い高酸化力で

老化予防や、美肌に必要とされるコラーゲンの生成にも関与することから、美容効果も期待されています。

コラーゲンは、細菌やウイルスの侵入を阻止する粘膜を構成している成分でもある為、ビタミンCを摂取することは、

細菌やウイルスの侵入を阻止する力を高めることにつながります。 また免疫を維持し、風邪予防に欠かせない栄養素で、

不足すると、免疫力の低下につながります。 感染症や炎症、長期間のストレス状態が続くと、ビタミンCが消耗されます。

ビタミンCを消耗した時の補給にもローズヒップはお勧めです。 一緒に含まれているフラボノイドという成分は、

ビタミンCの働きを補強するとともに、便通を促す作用もある為、便秘の改善もサポートしてくれます。

ビタミンCの爆弾と呼ばれるほどですから、味はさぞ酸っぱいかと思われるか もしれませんが、ローズヒップ単体では、

ほんのりと酸味を感じる程度です。 ハイビスカスとブレンドされたティーが有名ですから、ハイビスカスの酸味 を、

ローズヒップだと勘違いされているかもしれません。 ドライトマトのような香りがかすかにします。

ローズヒップのティーには、水溶性食物繊維が豊富ですが、飲んだ後の果実部分には、不溶性食物繊維が含まれて

いますので、食べることをお勧めします。 ヨーグルトに入れたり、はちみつをかけて食べると、ローズヒップ丸ごとの

食物繊維が摂取できます。 ハーブは、信頼できるお店で購入してください。 ローズヒップは、スーパーでも

見かけるようになりましたので、 手軽に試しやすくなりました。

 

では、ハーブティーの入れ方をご紹介します。

 

【用意するもの】

・ハーブ

・ティーポット

・カップ

・ティースプーン

 

① ハーブを入れる:ハーブの量は、カップ1杯に対して、ティースプーンに山盛り1杯が目安です。

② お湯を注ぐ:沸騰した直後のお湯をゆっくりティーポットに注ぎます。

③ 抽出する:ティーポットのふたをして、3~5分かけて、ゆっくり成分を抽出します。

エキナセアは3分、ローズヒップは3~5分が目安です。

④ 注ぐ:温めておいたカップに注ぎます。最後の1滴まで注ぎ入れて下さい。

ハーブティーの有効成分は、主に水溶性の為、飲んだ後は時間がたてば体内で代謝されて、体外に尿として、

排出されます。ですので、数時間おきに 飲む方が効果的です。ゆったりした気持ちで香りも楽しみながら、

ハーブティーを飲んでみて下さい。

ハーブの力も借りて、心も体も元気を目指してみてはいかがですか?

 

 

産業カウンセラー ハーバルセラピスト

手錢千晴

 

ページ上部へ