厚生労働省は、平成28年度の「過労死等の労災補償状況」が公表されました。
なお、今回は過去6年分の裁量労働制対象者に係る支給決定件数についても
取りまとめられています。
【精神障害に関する事案の労災補償状況】
請求件数は1,586件で前年度比71件の増となり、うち未遂を含む自殺件数は
前年度比1件減の198件であった。支給決定件数は498件で前年度比26件の増となり、
うち未遂を含む自殺の件数は前年度比9件減の84件であった。
【裁量労働制対象者に係る支給決定件数(過去6年間)】
過去6年間で裁量労働制対象者に係る精神障害の支給決定件数は39件で、
うち専門業務型裁量労働制対象者に係る支給決定が37件、
企画業務型裁量労働制対象者に係る支給決定が2件であった。
【詳細はこちらへ(厚生労働省)】 → http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000168672.html