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●カウンセラー大槻のつぶやき●私の考える職場復帰

今年ももう季節は秋を過ぎ、冬への準備に入いろうとしています。

この4月から京都に事務所を移して半年となりました。
この間、講演やカウンセリング、職場復帰にと多くの支援に関わらせていただきました。
その中でもやはり職場復帰の困難さは特に感じながら6件の職場復帰を成功することになりました。
また、7月には「職場復帰を成功させる」学習の友 も出版することができ多くの反響をいただきました。

その質問やこれからの職場復帰を考えるためにこれから少しづつ『職場復帰のプロ』として
つぶやいていこうと思います。

今回は、さっそくですが私の考える職場復帰をつぶやきます。

私の考える職場復帰とは・・・

その人の「働きたい気持ち」を大切にし、元気な職場に戻すとが一番大切なことだと思うからそこ時間をかけて相互に支援していきます。

先ず、個人的な問題として「自分はなんのために働くのか?」という振り返りです。何気ない日常のなかで時間に追われながら作業をしている人が多く、身体が動かなくなって初めていろんな壁に当たります。その中で「なんのために自分は働いているのか?」ということを振り返り、これまでの自分の「棚卸し」をしてみましょう。

そして働く目的ややりたいことが見えてきたら少し頭を切り替えて「どうしてこのような病気になったのか?」という今後に向けた振り返りが大切です。一見、「どうして・・・?」と考えると後ろ向きな考え方のように感じますがこの「どうして・・・?」が何においても大切です。なぜなら自分自身に興味を持ってあげることになるからです。

他人への興味は、多くあるけど自分に興味を向けることはあまり意識していません。そこで、自分に少し興味を向けて同じことを繰り返さないように「発症要因」をしっかりつかんでおくことが職場復帰においての再燃、再発の予防になります。なぜならがんばる人は、つい頑張っていることが当たり前になりがちです。そんな時、頑張り過ぎない自分をちょっと意識する必要があります。そこは、発症要因が自分の中で明確になっているからこそ意識できます。

また、職場は、「受け入れる体制」を作り上げることです。そのために、私の職場復帰支援では、職場へのフィードバックを必ず実施し、さらに受け入れる側の人のために職場説明会を実施するようにしています。

こうして職場復帰は、お互いが理解し支えあう気持ちあってこそ成功します。実は、この時点でもうすでに職場づくりがはじまっているのです。
 

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