Q.面接対象者が面談を希望した場合、医師による面談を行い、面接指導の結果の記録を作成し、5年間保存する事になっています。
この結果には、どのような内容を含む必要があるのでしょうか。
A.労働者の心理的な負担の状況やその他の心身の状況は、診断名や検査値、具体的な愁訴の内容などの生データや詳細な医学的な情報を記載すべきものではないとマニュアルなどで示されています。
必須の項目は、
1.実施年月日
2.当該労働者の氏名
3.面接指導を行った医師の氏名
4.当該労働者の勤務状況
5.当該労働者の心理的な負担の状況
6.当該労働者の心身の状況
7.医師の意見です。
この面談は疾病を判断するものではないので、あくまで上記内容を聞きながら就業上の措置の必要性の有無や、講ずべき措置の内容、その他の必要な措置に関する意見を聞くものとなります。又、必要に応じて、職場環境の改善に関する意見を聞く必要があります。