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2019年2月

■事例検討集■ ~パワハラと誤解されないための「7つの指導ポイント」~  ⑤指導回数を意識する。

 

注意・指導の回数にも気をつける必要があります。最近よく上司の方から聞くのが、「パワハラになるといけない

ので指導がしにくい」というご意見です。指導とパワハラの違いという部分は、いつも問題になる部分です。

上司は、指導のつもりでも、部下からは、パワハラと捉えられることがあるからです。その多くには、「言い方」と

「回数」ということがよく言われています。そこで、回数ですが、指導とパワハラの境界がどこにあるのか?というと

「執拗に回数を重ねていなかったか?」というところです。要するに「何度も同じことを繰り返すようなしつこい

(嫌味な)指導」になっていなかったかということが問われることがあります。 例えば、ずっと前に伝えたことを

嫌味のように「あの時もこうだったよな~」や「以前こうだったからまたやったの ではないか?」などです。

こうなるといくら部下が改めようとしても以前のことを出されると「改めようがわからない」や 「上司は、自分を

認めてくれない」ということになり、結果的に「嫌味を言われた」という不本意な結果になってしまいます。

また、回数を重ねることによって、最初は、部下のために「叱る」だったものが、回数を重ねることで「叱責」に

変わり、 最後は、上司の感情が入ってしまい「怒る」に変化してしまうのです。そうなるとせっかく「部下のために」

と思っていたことが、「自分のため=保身」ととられることになってしまいます。 また、上司の方からは、「何度も

同じ間違いをしているから何度も繰り返すことになる」ということもあります。同じことを 何度も言いたくなくても

言わざるを得ない状況が作られてしまうこともあります。

そこで、前回の「適切な時間を意識する」 ところでもお伝えしましたが、伝える内容、すなわち、「問題点や具体的な

改善が明確になっているか?」を振り返ってみて ください。また、以前のことを引っ張り出し嫌味のように言う前に、

「何度も言っているだろ!」という前に、「部下には、 こちらが言うことを理解できているかどうか?」という部分に

疑問を持つことも大切です。そのためには、問題点を指摘し、 具体的な改善をきっちりと伝えた後は、しばらく部下の

様子を見るようにしましょう。そして、こちらの伝えたことと違う ことになっている場合は、「問題点や改善点が伝わって

いないのか?」それとも、「部下にとって、具体的な改善ができない のか?」を確認することが必要です。同じことを

何回もネチネチ・ダラダラ注意するのではなく、定期的に面談して、改善状況やどこまで理解ができているかを確認する

ことで何度も同じ注意をする必要がなくなるかもしれません。

 

ぜひ、せっかくの指導がパワハラと受け止められないように問題点や改善策を明確にしていきましょう。

 

次回は、 パワハラと誤解されないための「7つの指導ポイント」

⑥態度や言葉遣いの見直しをする。

このポイントに合わせた詳細を解説していきます。

 

●裁量労働制の不適正な運用が認められた企業への指導及び公表されました

 

厚生労働省では、昨年12月28日に閣議決定された「労働施策基本方針」を踏まえ、監督指導に対する企業の

納得性を高め、労働基準法等関係法令の遵守に向けた企業の主体的な取組を促すため、裁量労働制の不適正な

運用が複数の事業場で認められた企業の経営トップに対する都道府県労働局長による指導の実施及び企業名の

公表を行う場合の手続を定めました。

 

詳細はこちらへ(厚生労働省)

→ https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_03366.html

 

●第3回「働きやすく生産性の高い企業・職場表彰」の表彰対象企業を決定しました

 

第3回「働きやすく生産性の高い企業・職場表彰」(委託事業)の表彰対象企業として13社を決定しました。

 

詳細はこちらへ(厚生労働省)

→ https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_02993.html

 

●医師の働き方改革に関する検討会 とりまとめ骨子が公表されました

 

平成31年1月11日(金)開催の「第16回医師の働き方改革に関する検討会」での議論を反映した

「とりまとめ骨子」に ついて、公表いたします。

 

詳細はこちらへ(厚生労働省)

→ https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_03228.html

 

●IT業界の長時間労働是正の勘所を昔話風にまとめた動画「日本現代話(にっぽんげんだいばなし)」(導入編、本編全5巻)を1月11日から配信開始

 

 

厚生労働省は、このたび、IT業界での長時間労働是正のためのプロジェクトマネジメントにおける勘所(ポイント)を

まとめた動画「日本現代話(にっぽんげんだいばなし)」を制作しました。 これは、IT業界の長時間労働削減を進める

ため、「平成30年度業界団体等と連携したIT業界の長時間労働対策事業」の 一環として実施したものです。

 

詳細はこちらへ(厚生労働省)

→ https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_03111.html

 

●ご感想● 全労連対象 「ハラスメントのない職場に」分科会

 

全労連にて、「ハラスメントのない職場に」分科会を行いました。

たくさんのご感想をいただきました中から一部をお届けいたします。

ご参加くださいました皆様ありがとうございました。

 

・ハラスメントについて良くわかったが、職場の皆で話し合って全員が認識を共有するということが今の職場

 ではできない状況にある

 

・今知りたかったことが、しっかり学べて素晴らしかったです。元気がでました。

 

・職場での学習会を毎年やってはいるが、今日ほどわかりやすくなく、全員うけていないので必要性を感じました。

 ハラスメントをしている職員に自覚はなく、学習することで自覚してもらえればいいし、周りの人も気づいて

 あげる勇気が必要

 

・思いあたることが多く、とても興味深く聴くことが出来た。グループワークはとても楽しく意見が出て良いこと

 だと思いました。

 

・今までのハラスメントの研修で一番分かりやすかった。

 

・先生のお話もためになったし、ワークショップで交流や気づきもあってよかったです。

 

・ハラスメントのことで、いろんな職種の方ともお話できてよかったです。

 

・お話がとてもわかりやすく良かった。グループワークも楽しくでき、勉強になった。

 

・具体的、実践的な事例を豊富に解説して下さり、労働組合・職場で実践出来ることから着手していきたい。

 

・難しいテーマですが、わかりやすくあっという間に時間が過ぎました。

 

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