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■事例検討集■ ~パワハラと誤解されないための「7つの指導ポイント」~ ① 厳しい指導の「目的や動機」は明確にする。

 

 

最近よく上司の方から相談があるのが「指導」や「教育」と「パワハラ」の境界線です。

スポコン漫画の「巨人の星」に出てくる「星一徹」のような指導は今や通用しない現状と なっています。

しかし、上司は、業務上、部下を指導することは必要なことであり、 「厳しい指導」がすべてパワハラ

になることではありません。厳しい指導には「妥当性」が 必要になります。 ただ、残念なことに指導

された部下が「パワハラを受けた」と感じてしまえば「パワハラ」に なってしまうことがあります。

どこで「パワハラを受けた」と感じるのか?という問いに多い 答えは、「理不尽な言い分だった」や

「一方的に言われた」などが「指導」や「教育」が パワハラの境界線を越えさせています。

 

例えば、部下がミスをしたので反省文を書かせたら「パワハラ」と言われたということさえ あるのです。

だからと言って上司が指導や教育をしなければ部下の成長はありません。だからこそ、 「厳しい指導」には

その指導の目的や動機が必要になります。 先ほどの反省文の事例に戻りますが、「なぜパワハラと言われる

ことになったか?」ということです。 実は、ミスを起こした部下が何か話そうとした際、その言葉をさえぎって

上司が「言い訳はどうでも いいから反省文書けよ!」と怒鳴ったというのです。そして、「書かないとお前の

ためにならないからな!」 とも付け加えたと言います。後に上司に話を聞くと「ミスしたら反省文は書くのが

当たり前でしょう。 部下には今後のことも含め期待があるので」というのです。

残念ながらそれでは、反省文を書く目的も上司が 部下に対する期待も伝わりません。今回、部下は、何か伝え

たいことがあったのかもしれません。 それは、上司からすると言い訳に聞こえるかもしれませんが、まずは、

部下の話に耳を傾けていれば 「一方的に言われた」ということにはならなかったでしょう。また、部下の話を

聞くことでその部下の問題点が もっと明確になり反省文を書く目的もしっかりとお互いが共通の認識のもとで

書けたかもしれません。 また、部下にとっては、ミスをして反省文を書くことが「当たり前」ではないのかも

しれないのです。そこは、 価値観の違いになります。

 

そこで、大切なのは「何のために反省文が必要なのか?」という目的です。反省文が、単なる懲罰や脅しになら

ないようにするためにもこの目的は必要です。例えば「お前の今後には、期待しているんだ。簡単なミスだから

こそ反省文を書いて同じことを起こさないように認識を深くしてほしい。」と伝えれば部下にも反省文の目的が

明確に伝わります。そして、その言葉によって部下自身が、反省文で「何を書けば(反省すれば)いいのか?」

反省文を書く「動機」にもつながります。 反省文を書くことは、単なる懲罰ではなく「指導」や「教育」とする

ためには上司自身が「反省文」に対しての 目的をはっきりとイメージし、部下に伝えることが必要です。

厳しい指導になればなるほど、その指導の目的を 明らかにする必要があるのです。

 

次回は、 パワハラと誤解されないための「7つの指導ポイント」 ②相手の問題点を明確にする。

このポイントに合わせた詳細を解説していきます。

 

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