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スタッフブログ

●カウンセラー大槻のつぶやき●疲労のメカニズムを知って夏バテを乗り切ろう

 

夏バテしやすい日本の気候、とても疲れやすい季節です。
この季節は想像以上のエネルギーを消費します。さらに歳を重ねるともっと疲れやすくなります。

疲労といえば使いすぎて筋肉が傷むというイメージが先行しがちですが、
実は疲労時は運動や湿度等に対応するために呼吸や発汗等を調整している自律神経の中枢が疲弊し機能が乱れる状態です。
例えば湿度が高くなると汗が蒸発しにくくなり体内に熱がこもるようになります。これが体に大きな負担を与え体力を消耗させます。

夏は冷房の効いた室内と暑い屋内を行きするため血管の拡張(副交感神経)と血管の収縮(交感神経)を繰り返すことで体温調節の役割を担う自律神経の働きが乱れがちになります。

つまり「冷房病」や「暑気あたり」「紫外線」の影響で疲れやすい季節といえます。
これらが原因で食欲が落ちたり、熟睡できなかったり、冷えによる血行不良で免疫力低下、こうした要因が重なって起こるのが夏バテです。

 

【夏バテだけとは限らない疲れの真相】

しかし疲れの原因は全て夏バテのせいではありません。誰でも歳を重ねると様々な体の変化があります。

これが夏の疲れをさらに悪化させていることも・・・。

まずは夏バテを解消、それから他の疲れがないか見極め生き生きとした身体づくりを行い毎日に役立ててみましょう。

 

【基礎代謝量の低下】

疲れの原因は歳を重ねる事により基礎代謝の低下にも関係しています。

基礎代謝とは生きていくために最低限必要で自分の意志とは関係なく、眠っている間でも絶えず使い続けるエネルギーのことで私たちが一日に消費するおよそ7割を占めると言われています。

ところが歳を重ねるとともに基礎代謝は低下、しっかり食べていても、しっかり眠っていてもエネルギーを利用しにくくなってきます。

これが疲れの一因になります。

夏の食事は口当たりのよいひんやりしたものに偏りがちになります。

たとえ栄養バランスが摂れていても胃腸が冷えると消化の働きは低下し基礎代謝に必要な栄養素も吸収されにくくなります。

 

【どのようにして基礎代謝の低下を食い止めるか?】

筋肉量の維持、増進。

筋肉量の多い人は基礎代謝が高いこともわかっています。残暑が厳しいからといって室内ばかりで過ごさず体を動かして筋肉量が低下しないように心がけましょう。

朝夕が過ごしやすくなるこれからの季節、涼しい時間帯や出勤前、出勤後にウォーキングをしたり、職場内にて皆で声を掛けあいながらスクワットをするのもいいですね。

食事では筋肉の材料になるたんぱく質(肉、魚)をしっかりとり、代謝を助けるミネラル(果物、野菜、海藻)を意識して摂取しましょう。

こうしたことを意識しても身体の変調を感じたり、疲れが取れにくい時は、まず周囲の人たちが積極的に声をかけあい様子を見ていきましょう。

 

●部下の疲れている状態が長引いている場合は・・・

夏の疲れから自律神経が正常に働いていない可能性もあります。身体の疲れから心の疲れになる場合が多くありますのでその時はすぐに相談できる環境づくりも重要になってきます。

 

産業カウンセラー

大槻 久美子

●カウンセラー大槻のつぶやき●長期休暇で起る生活習慣の乱れ

今年も梅雨が明け、連日猛暑を告げるニュースが飛び交っています。そのような中、8月のお盆期間など長期休暇を迎える方も多いのではないでしょうか。待ちに待った長期休暇を旅行やイベントなどアクティブに過ごす計画の方、または自宅でのんびり過ごす方もいることでしょう。

アクティブな計画の方は予定の詰め込み過ぎや暑い夏の日差しの中、屋外で過ごすことでかえって疲労が溜まるかもしれません。特に予定のない連休を過ごす方はついつい連日夜更かしや朝寝坊になってしまい生活リズムがすっかり崩れてしまうかもしれません。

長期休暇は日頃の仕事のストレス発散の場ともなるものですが、普段の生活リズムから解放され体内時計が乱れてしまうこともあります。これは心身にとって大変負担の大きいことになりますので注意が必要です。

 

「長期休暇でも体のリズムを乱さないポイント」

①休日でも夜更かしや朝寝坊を控えよう
  休みだからとついつい夜更かしになりがちですが、せめて出勤日の前日にはもとの生活リズムに戻しましょう。

②朝起きたら明るい光を浴びよう
  体が正常に機能するよう指揮をとる脳の働きを促し、睡眠覚醒リズムに働きかける効果があります。

③食事の時間を変えない
 食事を摂るタイミングも体のリズム作りには欠かせません。朝昼兼用のブランチや夕食が夜食に、または夕食後夜食もといったことにならないようにしましょう。そしてバランスの良い食事を心掛けましょう。

④1日1回は外出をしよう
 何か特別な予定がなくても短い散歩で構わないので外出しましょう。外出時には熱中症予防は必須ですが、昼間に明るい日差しを全身に浴びることで夜に分泌される睡眠ホルモン(メラトニン)の分泌量が増え質の高い眠りがとれます。

そして長期休暇に潜む生活リズムを乱す要因にスマホや携帯、PCに過度の時間を割いてしまう、ひどい場合は、なくてはならならない状態になり依存化してしまうということも多く見られます。

今回はこの便利なツールでもあるコンピューターとの付き合い方についてお伝えします。

では下記のチェックを見てネット(スマホ・携帯)依存度チェックをしてみましょう。

 

『ネット依存度チェックリスト』(当てはまるもがいくつありますか?)

  1. 食事の時間もスマホや携帯・PCを見ていることが多い。
  2. スマホ・携帯の電波が繋がらない(繋がりにくい)場所には行きたくない。
  3. 目の前に他者がいても会話をせずスマホ・携帯のチェックに没頭している。
  4. 着信が鳴っていないのに着信音が聞こえた気がする。
  5. フェイスブックなどSNSに書き込むネタを作るための行動をする。
  6. SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)がなかったら人間関係がなくなるように感じる。
  7. 職場の会議や食事会の最中でもフェイスブックやラインが気になってスマホ・携帯を見てしまう。
  8. 時間の無駄や浪費だと思うのでやめようと思うがやめられない。

(チェックが5つ以上当てはまる場合は要注意です。)

ネット依存は長期休暇だけに起ることではありません。私たちの生活にもはやコンピューターの存在なしでは考えられないものとなっています。仕事での使用は勿論のこと、毎日の通勤の往復で多くの人がスマホや携帯の画面に釘付けです。
毎日がコンピューター漬けであるにも関わらず長期休暇中には自由な時間が増えることにより増々ネットに費やす時間が増えてしまうことで本格的な「テクノ依存症」になりかねません。

そこで、テクノ依存症が深まると下記のような症状が表れてきます。チェックしてみましょう。

 

『テクノ依存症による症状』

  • 常にコンピューター(スマホ・携帯)のことが頭を離れない□他者の反応が鈍く感じイライラする
  • 自分のしていることを邪魔されるのが我慢できない
  • 時間の経過が正確に感じられず時間の感覚がなくなる
  • 他者への思いやりの気持ちがなくなる
  • コンピューター(スマホ・携帯)内の環境から現実の生活環境へ切り替えるのが困難になる
  • あいまいなことが受け入れられない(白か黒で判断する)
  • 他者と接することが嫌い、または面倒である
  • 他者を見下している
  • 自覚症状はなく、心理的に苦痛もない


このようにコンピューターに多くの時間を費やすことでだけで生活リズムを乱してしまうことにもなります。さらには、性格や精神に悪影響も及ぼしてくるのです。そこで次にネット(スマホ・携帯)依存に陥らないための対策をお伝えします。

 

「ネット依存防止策」

  • 1日の使用時間を定める
    1日に1~2時間が好ましいでしょう。スマホなどをチェックする時間や場所を決めておきます。無制限という枠組みを外すことが大切です。
  • 使用制限タイマーを利用する
    アラート(使用制限)を設けるとより効果的です。
    ネットショッピングやネットサーフィンなどつい時間を費やしがちですがオーバータイムの設定は有効です。
  • 「お気に入り登録」を整理する
    簡単に各種サイトへの閲覧を定例化することをやめましょう。不必要な「お気に入り」は削除します。
  • ベッドや布団など寝る場所に電子機器を置かない
    スマホなどの光(ブルーライト)は神経を活性化させ入眠を妨害することになります。
    就寝の最低1時間前にはスマホのチェックなどは終わらせておきましょう。
  • バッテリーや充電器を持ち歩かない
    豊富な電源を持ち歩くことでいつまでも操作できる環境を整えることをやめましょう。必要な時だけ持ち歩くことにしましょう。
  • リアルタイムの受信通知を設定しない
    着信音や振動が分かるとその都度内容を確認したくなってしまします。内容は広告だったということも多いでしょう。
    職場ではスマホなどは電源を切るなど設定を見直しましょう。

スマホや携帯などコンピューターは多くの情報を手軽に得ることのできる便利で素晴らしいツールです。ゲームも夢中になってしまうものがたくさんあります。SNSは人との繋がりを良好にもさせ、コミュニケーションのひとつの大切な方法です。しかし、ネットに潜む否定的な面も理解し上手に付き合っていくことが重要です。職場にもこうしたツールを上手に利用できている人、依存に繋がっている人などがいるでしょう。ネット依存による生活リズムの乱れが職場にも影響をもたらしてしまうことになっては本人はもとより周囲に対しても大きな影響を及ぼしてしまいます。自己確認は勿論のことですが周囲に心配な人がいないか特に長期休暇明けは見渡してみましょう。そして、もう一度コンピューターとの付き合い方を見直して本来の目的である日々の生活を充実させ仕事を活性化するための道具として活かしていきましょう。

 

産業カウンセラー

大槻 久美子

●お盆休みのお知らせ●8月12日(水)~16日(日)

お盆休みのお知らせ

8月12日(水)~8月16日(日)までお休みさせていただきます。

よろしくお願い致します。

●カウンセラー大槻のつぶやき●熱中症にご注意を...!

今年は梅雨が長引いてじめじめとした蒸し暑い日がしばらく続きそうです。

そんな蒸し暑い日は、特に熱中症にご注意ください!

湿度が高いと汗が蒸発しにくく、体から空気へ熱を逃がす能力が減少し、熱中症を引き起こしやすいと言われています。 気温が30度を超えない日でも湿度が高いと熱中症になりやすいので、十分注意が必要です。

 

熱中症を引き起こす条件は、「環境」「からだ」「行動」の3つの要因が大きく影響しています。

  1. 環境…気温が高い、湿度が高い、風が弱い、日差しが強い、締め切った屋内、エアコンの無い部屋、急に暑くなった日

  2. からだ…高齢者や肥満の方、糖尿病や高血圧症、心疾患、精神疾患などの持病、低栄養状態、下痢やインフルエンザといった脱水症状、二日酔いや寝不足、体調不良

  3. 行動…激しい運動や慣れない運動、長時間の屋外作業、水分補給できない状況

これら3つの要因により身体のバランスを破たんさせ、汗や皮膚温度で体温が調整できずに上昇し、どんどん身体に熱が溜まって熱中症になってしまいます。

 

熱中症を予防するためには、個人でもこまめな水分・塩分補給をすることや、十分な睡眠・適切な食事で暑さに負けない身体づくりを心掛け、職場では暑さから身を守る環境を整えることが大切です。

もう皆さんは「そんな事はよく知っている」と言われますが、自分自身の事となると少し話が違うようです。利用者や相手の為だけではなく自分の為にという気持ちも大切です。ぜひお互いの事が注意できる環境を作ってみて下さい。

 

では、皆さんが日頃仕事をしている職場環境では熱中症予防対策が万全かどうか、チェックをしてみましょう!

下記のチェックリストで自主点検してみましょう。

(「いいえ」が1つでもあるときは、職場環境を見直しましょう。)

① WBGT値(暑さ指数)を知っていますか?

※暑さ指数(WBGT)は人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい (1)湿度、 (2)日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、 (3)気温の3つを取り入れた指標です。暑さ指数(WBGT)が28℃(厳重警戒)を超えると熱中症患者が著しく増加します。

※地域毎のWBGT値は日本気象協会 熱中症情報からご確認いただけます。

② 室内での温度・湿度調整をしていますか?

  • 節電やクールビズで冷房を利用するのに制限がかかっている職場も多いかもしれませんが、温度:28℃以下、湿度:50~60%程に抑えるよう調整しましょう。
  • 定期的に換気をしたり、扇風機・サーキュレーターを利用して室内の風通しを良くしましょう。
  • 直射日光を避け、遮光カーテンやすだれを窓に設置すると室温の上昇を抑える事が出来ます。

③ 休憩場所は整備していますか?

  • 冷房を備えた休憩場所・日陰などの涼しい休憩場所を設けましょう。
  • 氷、冷たいおしぼり、水風呂、シャワーなどの、身体を適度に冷やすことのできる物品や設備を設けましょう。
  • 水分・塩分の補給を、定期的、かつ容易に行えるよう、飲料水などを備え付けましょう。

④ 計画的に、熱に慣れ、環境に適応するための期間を設けていますか?

  • 7日以上かけて、高温多湿環境での作業時間を次第に長くしましょう。

⑤ のどの渇きを感じなくても、職員には水分・塩分を摂取させていますか?

  • 室内でも、外出先でも、のどの渇きを感じていなくても、こまめに水分、塩分、経口補水液などを補給するように喚起しましょう。

⑥ 職員に、透湿性・通気性の良い服装を、着用させていますか?

  • 制服を支給されている場合、夏用の制服は透湿性・通気性の良いものを採用しましょう。
  • 制服やカッターシャツの下にインナーを一枚着用しましょう。肌・インナー・アウターの間に空気の層を作る事により空気を循環させ、衣服の中に熱気がこもらず涼しく感じられます。

⑦ 日常の健康管理など、職員の健康状態に配慮していますか?

  • 糖尿病、高血圧症、心疾患などの疾患は、熱中症の発症に影響を与えるおそれがあります。⇒ 健康診断および異常所見者への医師などの意見に基づく就業上の措置を徹底しましょう。
  • 睡眠不足、体調不良、前日の飲酒、朝食の未摂取、感冒などによる発熱、下痢などによる脱水などは、熱中症の発症に影響を与えるおそれがあります。

⇒ 日常の健康管理について指導を行うとともに、必要に応じて健康相談を行ってください。朝礼などの始業前・業務中の巡視などによって、職員の健康状態を確認しましょう。

 

このチェックリストの項目が職場の「安全配慮義務」と直結してきます。是非見直してみて下さい。

健やかに夏の暑い時期を過ごせるよう、職場の皆さんと一緒に熱中症対策をしっかりして働きやすい環境を整えていきましょう。

 

産業カウンセラー

大槻 久美子

●カウンセラー大槻のつぶやき●梅雨の時期の身体づくり

【梅雨だる】に負けない身体づくり

 

梅雨の時期は身体、精神面で不調を感じやすい季節です。

最も多い不調に「怠い」「肩こり」「疲労感」 【梅雨だる】の症状は頭痛、倦怠感、腰痛、肩こり、便秘、下痢、肌トラブル等、人により様々な症状が表れてきます。普段からトラブルが出やすい所に症状が現れやすくなります。

【梅雨だる】には梅雨の季節特有の気象条件があり、人の体は湿度にとても弱いです。梅雨は大気中の酸素の量が少なくなり血中の酸素の量が減り体はリラックスモードになります。このようにリラックスモードになると眠くなります。この状態が進んでいくと身体は怠くなり、怠くなるとやる気も出なくなります。湿度が高いと体の表面を湿気に覆われます。すると体から汗を出したくても出にくい状態になります。体の中で水分を外に出せなくなると汗と一緒に排出されるはずの毒素や水分が体に閉じ込められるようになります。このような事から体のあちらこちらに不調が出やすくなるのです。

では、梅雨を元気に過ごすには?何をすればいいの?

①体を動かす

簡単なストレッチなど、筋肉を動かすことで血行や代謝を促進します。

無理のない程度のエクササイズを取り入れてみましょう。

肩甲骨周りを入念に、1.5時間に1回位肩甲骨周りを動かすと全身への血行が促進されやすくなります。

②入浴する

シャワーで済ませないでお湯につかるようにしましょう。

入浴できない時は体の3つの首(首・手首・足首)を温めるようにしてみてください。

③食べ物

  • 疲労回復、体の怠さには・・・お酢、酢の物、梅干し、レモンなど   
  • 整腸作用を促すには・・・納豆、お米など
  • 体内に溜まった余分な水分の排出には・・・ねぎ、山椒、冬瓜、とうもろこし、きゅうり、トマトなど
  • 体を温めるには・・・しょうが、ねぎ、にら、大葉、にんにく、スパイスなど
  • ストレス緩和には・・・オクラ、わかめ、セロリ、にんにくなど
  • 食欲増進には・・・大葉、らっきょ、ゆずなど

食事時に少し意識をしてこのような食材を摂取するように心がけいきましょう。

周囲の人で疲れている人を見かけたら、冷やし中華やトマトオムライス、梅干しおにぎり、カレーライス、冷やしうどんにはしょうがを入れる等をお薦めしてみてはいかがでしょうか? 

梅雨の時期は体がだるくなる季節です。以上の事を心掛けていくと少し生活しやすくなります。

食事は日々欠かすことの出来ないものです。その食事時に少しでも体が元気になるよう少しづつでも食べ物に意識を向けてみてはいかがでしょうか?

そして、この機会に普段皆様ご自身がどのような食べ物を摂取しているか考えてみてはいかがでしょう。ご家族やご友人、職場の皆様ともぜひ共有してみてください。

 

【梅雨だる】で気持ちや身体が思うようにならない時は無理をせずご相談下さい。

 

産業カウンセラー

大槻 久美子

●カウンセラー大槻のつぶやき● 五月病

「五月病になる原因・予防・対策」

 

5月の空が気持ち良く晴れ渡り、新緑がうつくしくすがすがしい季節となりました。

みなさんはこの時期をいかがお過ごしでしょうか。

 

5月の空とは違って「何だか気分がすぐれない」「やる気が起らない」「疲れがとれない」など感じている人がいるかもしれません。

この5月の連休を過ぎた頃、新規採用者などに見られる、新しい環境にうまく適応できない、あるいは適応しようと頑張り過ぎることから起因する精神的な症状をまとめて「五月病」といわれています。

実は、医学書には「五月病」とういう正式な病名はありません。しかし、5月の代名詞ともいえるほど周知されている言葉になっています。

今回はこの「五月病」についてお伝えしていきます。

五月病は新規採用者に見られることが多いのですが、新規採用者に限らずこの季節は新年度の春の大編成など働くみなさんの環境が大きく変わることで中堅職員であっても発症することが増えています。

では、五月病の症状とはどのようなものでしょう?

5月病チェックリストにまとめていますのでチェックしてみましょう。

このチェックは、ご自身で実施していただいても、周囲の人の様子を見ていただきながら実施していただいても結構です。

  • 他人と会うのが面倒くさい(ドタキャンを繰り返す)
  • ネガティブに考えてクヨクヨ悩み続ける
  • 睡眠不足が続いている
  • 服装に気を使うのが面倒になり、そのまま出かけることが多い
  • 通勤通学をする前後最中に体調が悪くなる
  • 好きだった趣味をやるのもおっくうだ
  • 朝になると行きたくなくなり、遅刻や欠勤が増える
  • 「おはよう」「ありがとう」など、前から使っていた言葉を言い忘れる
  • 仕事のミスが増え、効率が落ちた
  • いつも読んでいる雑誌やテレビ番組を見たくなくなった

4~6個当てはまる方は、軽い抑うつ傾向が見られます。ストレスが高い状態ですので、この時点できちんと解消していきましょう。
7個以上ある方は要注意。5月病にかかっている可能性が高く、3か月以上長く続くようなら受診を勧めます。

このような精神的な症状に加え、下記のような身体的な症状も出てくることがあります。

・食欲がない

・腹痛や胃の痛み

・動悸がする

・めまいがする

・頭痛や肩こり

 

では、五月病の症状はどのように治せばいいのでしょうか?

たいていの場合は一過性のもので、大体1~2ヶ月ぐらいで環境に慣れていき自然と症状が良くなるとされています。

しかし、症状が長引く場合は、深刻な状態になる前に医療機関に受診または、相談機関(カウンセリング等)で相談するようにしてください。

この時期、そして誰にでも起こる可能性のある五月病ですが、実は特に五月病なりやすい5つのタイプがあります。

・真面目である

・責任感が強い

・忍耐力がある

・完璧主義である

・周囲の人を気にする

 

このように真面目過ぎる人、頑張り過ぎる人は環境に必要以上に適応しようとするため、自分を抑えこんでしまい、ストレスを多く溜めやすくなります。

それでは、上記のタイプに当てはまる人、既に自分は五月病ではないかという人に効果的な予防法や対処法をお伝えします。

・悩みをひとりで抱え込まない

ストレスをひとりで抱え込み悶々としていると余計に悩みが大きくなり身動きが取れなくなります。家族や友人、職場の同僚など信頼できる誰かに悩みを相談してみましょう。悩みを話して聞いてもらうことだけでもストレスが軽減され、気持ちが落ち着きます。

・完璧主義を手放す

全てを完璧にしようとすることは想像以上に心に負担がかかります。できないことや失敗があっても大丈夫と心にゆとりを持ちましょう。また周囲にサポートを受けることも取り入れ孤立しないようにしましょう。

・食生活に気を配る

バランスの良い食事を摂ることは大切です。五月病の憂うつは感情をコントロールする脳内ホルモンセロトニンの不足が原因の1つでもあります。そこでセロトニンを高める食品であるバナナ、乳製品、大豆製品、卵黄、ナッツ類、赤身の魚を摂取しましょう。

・質の良い睡眠をとる

生活リズムを整えて睡眠の質を上げることも大切です。夕食は就寝の2~3時間前には済ます、入浴は就寝の1~2時間前まで、寝る前にテレビやパソコンなどの画面を見ないなどの生活習慣を身につけましょう。

・運動や趣味など好きなことをする時間を持つ

体を動かす、音楽や読書、映画や料理など自分の好きなことをする時間を持ちましょう。せめてオフの日は仕事を忘れてリラックスするとストレスが解消されます。

 

今回の対処法を試してみても心身の不調が続く場合は、無理や我慢をせずに相談してください。

また周囲の人に五月病の兆候が見られる人や新しい環境にある人に対して、周囲の人が積極的に声掛けをし、孤立することを防ぎ、相談しやすい職場環境を作りましょう。そうした働きかけが五月病の予防にもつながります。

 

是非、みなさん一人ひとりのセルフチェック、そして周囲とのつながりで健康で働きやすい職場を目指してください。

 

産業カウンセラー

大槻 久美子

●カウンセラー大槻のつぶやき● 箱庭療法

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皆さんこんにちわ。

4月になり環境が大きく変わった人、立場が大きく変わった人いろいろな変化があるこの時期

なんとなく言葉にできない時、したくない時だってありますよね。

でもなんだか心の中がワサワサしている。

 

そこで・・・

最近ご要望が多いのがこの「箱庭療法」です。

 この箱庭療法は、決まった大きさの箱の中に自分の思う世界を作ってみるというもの。

そこから色々なことが見えてくる。

 

そんな時は、ぜひこの箱庭療法で自分の中の深層心理に気づいてみるのもいいかもしれません。

自分の気づかなかったことも見えてくることで心スッと楽になります。

 

産業カウンセラー 大槻 久美子

●カウンセラー大槻のつぶやき●新規採用者の不安

「新規採用者の不安」

 

梅が咲き、満開になるとともに、桜の蕾も膨らんで、いよいよ新規採用の方々が新しい門出を迎える季節となりました。そこで、この時期多くなるのが「新規採用者からの不安」と「受け入れ体制の不安」です。当社の関係する職場にて実施するカウンセリングの中で出てくる「新採の方の不安や心配」は多く言われている順番に見ると以下となります。

1位:「責任」が重くなる

2位:時間の使い方

3位:人間関係(先輩や周囲の人)保ち方

が多い回答になっています。

 

学生の頃とは違い社会人では、「自分の行うことに「責任」を持たなければならない」というように思っておられる方も多く形の見えない「責任」という重圧を感じ不安に感じてしまう方もおられます。特に最近の傾向として「失敗」を恐れる傾向が強くあります。もちろん失敗は、やらないほうがいいのですが結局失敗を恐れるあまり自らが動かず、指示待ちになってしまいがちです。

そういう時は、ぜひ「失敗がダメなわけではなく同じ失敗を繰り返さないことが大切であること」また、「失敗した時には、すぐに報告をすること」、「失敗が次へのステップになること」などを含んでお伝えください。そして、失敗を「怒っている」のではなく「注意という形で伝えているのだ」ということも合わせてお伝えください。「怒られること」と「注意されること」すべてが「否定されること」に繋がらないようにすることが必要です。

また、実生活の中では、学生時代とは異なり、「時間の使い方が規則正しくなった」と答える人が多くなっています。「遅刻や早退など自分の好きなようにできない」や「仕事の中でも期限を守らないといけない状況が多くなった」という形で時間の使い方の変化に不安を上げる方も多くおられます。

そこで、この時期だからこそ、お伝えしていることは、「生活リズムを整えること」と「あいさつ」です。

まず、生活リズムは、①起床と睡眠、食事の時間を決める。②疲労回復のために湯船につかって体を温める。③質の良い睡眠をとる。をお伝えします。

学生から社会人という環境の違いになれるだけではなく、新しい仕事を覚えることも大切になります。そのためには、社会人としての時間のリズムをしっかりと身に着けるこがこの時期大切なことになります。

また、お仕事においても時間の制限が多くなる中で常に自分の中の時間をしっかり見られるようになっていただきたいと思うからこそ、毎日の生活時間を整える必要があります。質の良い睡眠状態を作るには、体を温めることが必要です。どうしてもシャワーだけになってしまうことが多くなりますが、お風呂は疲労回復のための質の良い睡眠には、欠かせないものです。是非、しっかりと湯船につかることをお勧めします。

そして、「あいさつ」は、しっかりと声を出すことです。

「おはようございます」、「お疲れ様です」、「お先に失礼します」、「ありがとうございました」これは、相手のために言うのではなく自分の存在をしっかりと相手に認識してもらうために行うことであると思ってやってください。とお伝えしています。

「あいさつ」が気兼ねなくできてくるとおのずと人間関係は、作ることができます。是非、大きな声で元気よく朝のあいさつから実施してみてください。

また、受け入れる職場側も同様に大きな声で元気よく応えてみてください。それだけで一歩近寄る関係になることができます。

この時期だからこそ「失敗」を恐れる前に「生活リズムを整えて元気にあいさつすること」に少し目を向けることができればいいですね。

 

産業カウンセラー

大槻 久美子

●カウンセラー大槻のつぶやき●心とからだのメンテナンス①

教職員専門誌に弊社代表・大槻久美子の連載が掲載されました。

心とからだのメンテナンス①「メンタルヘルスをめぐる状況と対策」

2000年に、旧労働省が「事業場における労働者の心の健康づくりのための指針」というものを制定しました。そして、労働安全衛生法の改正を取り入れて、2006年には「メンタルヘルス指針」も改正され、メンタルヘルス対策のいっそうの充実・強化が図られ、7年目に入ってきました。・・・続きはこちら→教職員専門誌1
 

●カウンセラー日高のつぶやき● ストレスチェックのすすめ

夏至をむかえ、本格的な夏の前のめぐみの雨。

とはいうものの、梅雨の時期には、なんとなくだるい、やる気がでない、ぐっすり眠れているような気がしないなどの経験をされている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

自分では気づいていなくても、職場環境や家庭環境、人間関係だけでなく、人は季節ごとに心身ともに何らかの影響を受けています。

そんな自分の心身の変化に気づいてあげ、ちょっとしたケアをすることで、日々気持ちよくすごせる日が多くなっていくように思います。

まずは、変化に気づくことから。

”今の自分はどんな状態なんだろう?”

そう思われた方はこちらでチェック!! ⇒  ストレスチェック 本人用

 良い悪いではなく、今の自分の状態を知るためのツール。

季節ごとにチェックすることで、自分の変化がわかりやすくなります。

”今は、いい感じなんだな。”  ”今は、ちょっと疲れているな。”  ”今は、かなり疲れているな。”

そんな自分を感じで、その時にあう自分ならではの対処法を見つけていきましょう。

今なら、梅雨の季節ならではをあじわえる、あじさいや、蛍の観賞、すてきなレイングッズも一役かってくれそうですね。

  

 **組織として取り組みたい、興味があるそんな方は、ぜひ、Big Smileまでお問い合わせ下さい。**

   ・目に見えにくいストレスを見える形に。

   ・職場の問題を見える形に。

 定期的に、継続的に取り組むことで、ご自身の変化や、環境の変化がとらえやすく、また、対処しやすくなっていきます。

               

カウンセリングルーム Big Smile 産業カウンセラー 日高 優子

 

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