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スタッフブログ

●お盆休みのお知らせ●8月12日(金)~16日(火)

お盆休みのお知らせ

8月12日(金)~8月16日(火)までお休みさせていただきます。

よろしくお願い致します

●大槻カウンセラーのつぶやき●梅雨明けの熱中症予防と対策

連日の雨、蒸し暑さ、ジメジメ感と何かと憂鬱になりがちな梅雨が明けるのが待ち遠しい今日この頃。

そして、梅雨が明けるといよいよ本格的な夏の到来です。

例年、梅雨明けになると熱中症になる人が急増し、実は熱中症の最も危険な時期とも言われています。
熱中症が梅雨明けに急増するのは、夏本番前の暑さにまだ身体が慣れていないためと考えられています。

そこで、今回は、熱中症の予防と対策についてお伝えしていきます。

「熱中症」とは?

私たちの身体は高温の環境や運動などによる熱さを感じると体温調節機能によって汗をかいて内部の熱を外に出し、体温を一定の範囲内に保とうと働きかけます。しかし、熱さがあまりに強くなると体内の水分や塩分が失われバランスを崩し、体温調整機能がうまく作動しなくなります。身体から水分が失われると脱水状態になります。そして、体内の水分が不足すると血流が悪くなり血圧が下がります。そのため、めまいや立ちくらみ、頭痛や吐き気、怠さなどの症状が起こります。また、塩分(ナトリウム)が不足すると神経や筋肉に影響があり、手足のけいれんやしびれなどの症状を引き起こします。

こうした水分や塩分のバランスが崩れ、体温調整機能がうまく作動しないことによって体内に熱がたまり、様々な症状が起こることの総称を「熱中症」と呼びます。

 

「熱中症」の症状

まずは、初期の段階で以下のような熱中症のシグナルを発見することが何よりも大切です。

『めまい、立ちくらみ、顔面蒼白、脈拍が速く弱い、呼吸が速くなる

大量の汗、吐き気、体温上昇、喉の渇き、手足や腹部のけいれん

頭痛、疲労感、倦怠感、血圧低下』

 

更に深刻な症状になると、意識がなくなる、呼びかけへの反応が薄い、全身のけいれん、高体温、汗が出なくなる、過呼吸などが起こってきます。こうなると命の危険も伴いますので一刻も早く病院へ運びましょう。

 

「熱中症」になりやすい人

実は熱中症になりやすい体質を持っている人がいます。ご自身や周囲の人を当てはめて、普段から予防と注意を心がけましょう。

・乳幼児や高齢者(免疫力が低く、体力があまりない)

・太っている人(暑さに弱く、胃腸も負担がかかる)

・我慢強く真面目な性格の人(疲労やストレスで免疫力の低下、暑さに我慢してしまう)

・基礎疾患がある人、寝たきりの状態の人(高血圧、心疾患、慢性肺疾患、肝臓病、腎臓病など)

・体調不良の人(下痢や便秘、風邪や発熱、睡眠不足、二日酔い、食欲不振など)

 

「熱中症」になりやすい環境

梅雨明けから夏場には熱中症になりやすい環境が多く潜んでいます。以下の環境下にある時は特に注意して熱中症対策をしましょう。

・気温、湿度が高い時

・風が吹いていない時

・強い陽射し、強い照り返しがある時

・急に暑くなった時

・自動車内の高温時

 

「熱中症」を予防しよう

自分だけは大丈夫とは言えないのが熱中症の怖さです。普段から意識をして生活習慣を心がけることで熱中症も夏バテも予防することができます。

 

●水分と塩分を補給する

熱中症予防には水分補給が最重要です。たとえ喉の渇きを感じなくてもこまめに水分補給をしましょう。特に乳幼児や子ども、高齢者は注意が必要です。子どもは体温調整機能が未発達なため、高齢者はそれに加えて暑さや喉の渇きに対する感覚機能の低下が見られるためです。喉が渇いたころにはもう遅かったということにならないように周囲の人も注意をしてサポートすることが必要です。

水分は基本的にお水やお茶で構いませんが、水分も塩分も体へ吸収されやすいスポーツドリンクもこの時期から夏場は最適な飲み物です。塩分を補給するために梅干を食べるのもお薦めです。また、注意したいのはアルコールやコーヒー。これらは利尿作用が高く水分補給としての役割は果たせません。

 

●室内環境を整える

近年は室内での熱中症が多発しています。無理な節電は熱中症の危険な落とし穴です。我慢せずエアコンや扇風機を使用して室内の温度調整をしましょう。高齢者は先にお伝えしたように感覚機能の低下が見られますのでたとえ暑さを感じなくても室内の温度を調べて、快適な温度調整を心がけましょう。また、室温が上がりにくい環境を作ることも大切です。こまめに換気をして、遮光カーテンやすだれ、玄関や庭、ベランダへの打ち水なども効果的です。室内の温度がどのようになっているのかが直ぐにわかるよう温度計を設置しましょう。

 

●外出時の対策

外出時に何の対策もせずにいるのは最も危険と言えます。季節は急激に夏に向かいますのでたとえ曇り空であっても熱中症対策を忘れないようにしましょう。外出時には日傘や帽子の着用、通気性が良く吸温・速乾の衣服を着用、保冷剤や冷感スプレー、冷やしたタオルなどの防暑・冷感グッズを利用して暑さを凌ぎましょう。また、外出時にはこまめに休憩をする、できるだけ日陰を選ぶなどの対策も必要です。

 

今年も梅雨明けからとても暑い夏となるようです。毎年テレビやネットでは熱中症による救急搬送や亡くなる方のニュースが多く飛び込んできます。暑さからの疲労、夏バテからの体力や免疫力の低下など、誰にでも熱中症を発症する環境が否応でも揃っています。しかし、普段から意識をして熱中症対策を心がけることでそれを回避することができます。何よりもまずは予防をしましょう。そして、もしご自身や周囲の人の身体に不調が現れたとしたら、早い段階で熱中症のシグナルに気づき、早急克つ適切な処置をして大事に至らないようにしましょう。「備えあれば患いなし」の精神で今からの時期に多発する熱中症に負けない対策をしていきましょう。

 

産業カウンセラー

大槻 久美子

●大槻カウンセラーのつぶやき●働く女性の更年期への理解

吹く風も次第に夏めいて、じめっと蒸し暑い空気を肌で感じ、いよいよ長雨の季節がやってきたようです。

さて、今回は「働く女性の更年期」についてお伝えしていきます。

男女雇用機会均等法により女性の社会進出が掲げられた1986年。あれから早30年が経過しました。
当時、社会に出た女性たちは、現在40代~50代で組織の中でご活躍されている方も多数いる事でしょう。
その中でも、重要なポジションについていたり、部下を何人も抱えていらっしゃる方もおられるのではないでしょうか。

平成28年4月1日には女性活躍推進法も施行され、ますます女性活躍の場が広がっているといえるでしょう。

働く女性たちが増え、働きながらの妊娠・出産・育児に対する理解は広まってきていますが、更年期への理解というと皆さんはどのように感じられるでしょうか。

女性の社会進出、活躍の推進によって定年まで勤め上げる女性も多くなっています。
しかしながら40代後半~50代といった働き盛りの時期に、心身の不調に悩まされる人も少なくありません。

このような症状で更年期を自覚する働く女性が増えてきているそうです。

  • 以前はこなせた仕事量をこなせない
  • 集中力が持続しない
  • 物忘れなどうっかりミスが増えた
  • 暑がりになった
  • 汗をよくかくようになった
  • 朝、起き上がれないほど疲れを感じる時がある
  • 突然の月経で出血も多く、服を汚した
  • イライラして職場で怒鳴ってしまった

更年期とは閉経の前後5年の時期をさし、閉経を迎えるための時期といえます。
閉経に向かって卵巣の機能が少しずつ低下していくことで、女性ホルモンも徐々に減少していきます。
この女性ホルモンが減少していく過程に身体がついていかずに更年期障害という症状が出てくると言われています。

集中力の欠如や物忘れなどの更年期の症状は仕事にも影響を及ぼす可能性が多いにある事を職場の皆さんも理解していただくことが大切です。

身体や気持ちの変化に動揺し、これまで出来ていたことが出来ない自分へのいら立ちや不安、自信を失くしてしまう方もいらっしゃることでしょう。

こういった状況から、退職や転職を考えたりする女性も少なくないようです。

これまで築いてきたキャリアを手放すのは、本人に取っても職場にとっても大変残念なことです。
まずはご自身の体調の変化に気づき、そして周囲へ理解してもらう事で気持ちも楽になるのではないでしょうか。

職場の皆さんからも変化を感じた場合は声をかけて様子を伺いましょう。
立場的に中々自分から相談出来ない方も中にはいるかもしれません。
管理職の方であれば、上役から普段の仕事ぶりだけでなく体調を気遣う等の心配りをしていただき、サポート体制をしっかり作っておくなどして、ひとりで抱え込まないよう配慮をしていただけたらと思います。

更年期の不調には個人差があり、誰しもが同様の症状が出るとは限りません。
まずはご自身が更年期障害の症状があるかどうかをチェックし、症状がひどい場合や不安がある場合には
婦人科や更年期外来を受診するなどして、セルフケアを行うことが重要です。
「更年期だから」と言って不調を更年期のせいにして放っておくのではなく、きちんと正しい理解と治療を行うことで症状が改善されるものです。

我慢をせずに早めに受診しましょう。

 

女性ほど注目されていませんが男性の更年期も、動悸やのぼせ、肩こり、倦怠感などの症状が出てくることがあります。
男性ホルモンの低下により、自律神経が乱れ、イライラしたり、落ち込みやすくなったりと感情が乱れ気分も不安定になる事があります。

女性なら婦人科、男性なら泌尿器科で治療を受けることができます。

そのほか、治療を受けるだけでなく、生活習慣の見直しをすることで症状が改善する事もあります。ここで更年期のセルフケアをご紹介します。

 

・お風呂につかる

湯船につかって体を温めることで自立神経が整い、関節の痛みも和らぎます。
アロマなどの好きな香りを入れたり、電気を消してキャンドルに光を灯して入浴をすることもリラックス効果があります。
質の良い睡眠のための準備としてもお勧めですので、入浴タイムはゆったりと心地よい気分で一日の疲れをとりましょう。

 

・適度な運動をする

ウォーキングなど最低20~30分の有酸素運動がお薦めです。
呼吸器や循環器系に刺激を与え自律神経の安定に良い効果があります。
軽くからだを動かすことでリフレッシュ効果も期待できます。

 

・質の良い睡眠をとる

イライラや落ち込みなど心の不調を解消するには、質の良い睡眠を取ることが大切です。
特に睡眠は入眠時が重要となります。夜は部屋の電気を暗めにする、就寝の1時間前までには入浴を済ますなどして、
心地よく眠れる準備からはじめましょう。そしてスマートフォンやゲーム機の使用は1時間前までに心がけていただくと
質の良い睡眠のための入眠が作れます。

 

・バランスの良い食事を心がける

食事の中に、豆腐や味噌、納豆などの大豆製品を一日少量でも取り入れられる事をお勧めします。
大豆製品の中には、女性ホルモンの働きに似た成分「大豆イソフラボン」が含まれています。
身体のもとをつくるたんぱく質も豊富で、肉などの代わりにもなります。
また悪玉コレステロール値を下げる働きもあり、生活習慣病予防にも効果的です。
かといって、大豆製品ばかりを食べるのではなく、魚や野菜、フルーツ、豆類、乳製品などもバランス良く食事に取り入れましょう。

 

・自分の為の時間をつくる(シンデレラタイム)

最低30分でも自分のためだけの時間をつくることで、心のバランスを整える事ができます。
好きな趣味の時間にしてもいいですし、ぼーっと外を眺めるなど、あえて何もしないという時間があってもいいかもしれません。
入浴時間をその時間としてみてもいいかもしれません。楽しいと思える時間も大切にしましょう。

 

自分の身体に意識を向けて、自分に合うケアの方法を見つけてみましょう。

そして、「更年期」という時期は、体調不良や環境の変化など自分にとってはマイナス面なこととして受け止めをされることも多いのですが、
「更に年を重ねる」として新しい環境で、新しい自分に生まれ変わる時期でもあります。
自分がどのように年を重ねて変わっていくのかの変化をプラス面に捉えて楽しんでみるのも大切なことかもしれないですね。

 

産業カウンセラー

大槻 久美子

●大槻カウンセラーのつぶやき●「五月病」

いつのまにか日中は少し汗ばむような季節になりました。

 

先月は新規採用職員との関わり方や受入れの心構えについてお伝えをさせていただきましたが、

この1ヶ月、管理職の皆さんから新採者へ積極的な関わりはできましたでしょうか。

 

皆さんが新採者の頃は、就職して1ヶ月どんなふうに過ごされてきたか思い出してみてください。

就職して初めの頃は早く仕事を覚えよう、職場の人たちと仲良くなりたい等、多少無理をして

頑張っていた方もいらっしゃるのではないでしょうか。特に学生から社会人になりたての4月は、

社会人と学生の違いの中で毎朝同じ時間に起きて仕事に行くという事だけでもひと苦労だったと

いう人も中にはいるかもしれません。

そんな期待と緊張感のある4月を越え、5月の大型連休に入る事で緊張の糸がプツンと切れてしまい、

「やる気が出ない」「食欲が湧かない」「なんだか身体がだるい」などの不調を感じる方も出てきて

いる頃ではないでしょうか。

 

まずは、ご自身や周りの方々が五月病の症状に当てはまっているかどうかチェックをしてみましょう。

以下に当てはまるようであれば、五月病である可能性が高いのでチェックしてみてください。

 

  1. 他人と会うのが面倒くさい(ドタキャンを繰り返す)
  2. ネガティブに考えてクヨクヨ悩み続ける
  3. 睡眠不足が続いている
  4. 服装に気を使うのが面倒になり、そのまま出かけることが多い
  5. 通勤通学をする前後最中に体調が悪くなる
  6. 好きだった趣味をやるのもおっくうだ
  7. 朝になると行きたくなくなり、遅刻や欠勤が増える
  8. 「おはよう」「ありがとう」など、前から使っていた言葉を言い忘れる
  9. 仕事のミスが増え、効率が落ちた
  10. いつも読んでいる雑誌やテレビ番組を見たくなくなった

 

4~6個当てはまる方は、軽い抑うつ傾向が見られます。

ストレスが高い状態ですので、この時点できちんと解消していきましょう。

7個以上ある方は要注意。

五月病にかかっている可能性が高く、3か月以上長く続くようなら受診を勧めます。

 

「五月病」という病名はありません。

この様な症状も環境にも慣れてくる夏頃には自然と治まってくる事も多々あります。

ただし、症状が一定期間続くようであれば医学的に「適応障害」と診断されるケースも

ありますので、要注意です。

 

他にも、五月病と近しい症状が表れる「無気力症候群(アパシーシンドローム)」などが

あります。気力は湧かないけど、そんなに焦りや不安もないし、自分では落ち込んでいる

とも感じない。ご飯も食べられるし、夜も普通に眠れる。

これが典型的な無気力症候群の症状です。

 

時代の流れが急速になっている昨今、若者たちの考える成長スピードも速く、早急に結果を

求める傾向が強くなってきています。

自身の成長を焦るあまり、過剰に環境に適応しようとする人もいます。

また自身がイメージしていた理想と現実のギャップに悩む人もいるでしょう。

大型連休時に友人たちとお互いの近況報告などをして、周りとの違いに焦りや不安を感じる

なんてこともあるかもしれません。

他にも、会社に入社してから次の目標が見えずに無気力になってしまうケースもあります。

これは、これまで親や先生のような大人たちの期待を原動力に頑張ってきたいわゆる「いい子」

たちが陥る事が多いようです。

新採者として初めは先輩に付きながら仕事を覚える時期ですが、ある程度時期が経つと、「自分

で仕事を見つけなさい」と言われ明確な目標も見つけることが出来ないまま初めて自分で考えて

仕事をすることになります。

今までは大人達から与えられてきた目標を、突然自分で作らなくてはならなくなってしまう事で

どのようにして目標を見つければいいか分からず途方に暮れ、そのうちに何に対しても「やる意味

があるのかな?」「これが本当に目標になるのか」等、考えがまとまらなくなり、やる気がおきな

くなってしまうようです。

 

上司や先輩方から見て「なんだか元気がない感じだな…」そう感じた時、その瞬間が声をかける時です。

「何となく変化に気づいていながらも忙しくて声を掛けられていない」、

「誰かが聞いてくれているだろう」、そう思っているうちに刻一刻と時は過ぎていきます。

「最近どう?」「いつもと少し様子が違うようだけど」「何か気になる事は無い?」などの一声で

救われる人もいます。例え返ってきた答えが何も問題が無くても、上司から声を掛けてもらった事で、

「いつも見ていてくれている」と安心感や信頼感を持ってもらう事にも繋がります。

声を掛けても頑なに「大丈夫です」と何も言わない場合は、無理に聞き出したり、飲みに誘ったり

することはせず、「いつでも話を聞くからね」とその場は過ごしましょう。

中には上司に恐縮して相談等が出来ない人もいます。そういった場合は、同僚や先輩に後日話を聞いて

もらうようにお願いしてもいいかもしれません。

 

もちろん新採者だけでなく、初めて後輩指導にあたる職員や、部署異動があり新しい業務に変わった職員等、

新しい環境・仕事に慣れる立場にある方々にも要注意です。

 

不調を訴えるサインを見逃さずに職場の皆さんでサポートしながらこの5月を乗り越えましょう!

 

産業カウンセラー

大槻 久美子

●大槻カウンセラーのつぶやき●新規採用職員との関わり方、受け入れの心構え


 

桜花の候、春爛漫の季節を迎えました。

4月は、新規採用職員や職場内での異動、配置転換等様々な環境の変化がある時期ですね。

今回は、色々なところ多く聞かれる新規採用職員に多い「ゆとり世代」との関わり方、受け入れの心構え等を中心にお伝えさせていただきます。

 

・平成生まれの新規採用職員に多い「ゆとり世代」

 

平成生まれの新規採用職員(新採者)は、皆様もご存じの通りゆとり教育を受けたいわゆる、「ゆとり世代」が多いとされています。世間一般的にゆとり世代の教育は難しいと言われていますが本当にそうなのでしょうか?

 

ゆとり世代の特徴は、とても豊かで恵まれた時代に生まれ育っていることです。

パソコンやスマートフォンというツールが一人一台与えられ、いとも簡単にそれらのツールを使い熟すことが出来る世代でもあります。

このようなツールは、いつでも簡単に物事を調べられ、好きな時に情報を得ることが出来るのが特徴です。しかし、反面で経験をせず情報を容易に得る事が出来るため選択肢は数えきれない位存在しています。その結果、実際に経験していないことでも頭の中の知識の経験によってあたかも経験したかのように感じてしまっている所も否めない状態です。そのためか、自分に興味のないことや関心のないことには、実際にチャレンジするのを躊躇してしまう傾向があります。その結果、残念ながら下記のような社会生活を送るうえでうまくいかない思考パターンが見られるようになってきています。

 

・社会の常識・非常識の区別がつかない

・相手に指示されるまで動けない

・年上の人とのコミュニケーションが苦手

・自分の興味のないものには関心が薄い

・物事を一面的にとらえやすく深く考えようとしない

・表情や態度にやる気が見えにくい

・どことなく客観的で淡々としている

・感情の表現が乏しい

 

・「ゆとり世代」という新規採用職員を迎える側の職場環境

 

「ゆとり世代」の新採者は、やる気が薄かったり、考えていなかったりするのでしょうか?実は、決してそうではありません。彼らは上司や先輩に言われたことを真面目(ストレート)に受け止めているのです。しかし、それまでに同じような経験をしていなかったり、上下関係でのコミュニケーションなどに慣れていないために何をどうしていいのか分からないのです。また、どのようなタイミングで上司や先輩に声をかけていいのか分からないのです。それらを踏まえてコミュニケーションの機会を増やし、歩み寄りながらお互いの違い(ギャップ)を埋めていくことが有効的手段のひとつです。とはいえ新採者の方から上司や先輩にアプローチしていくのは非常に難しいことでもあると言えます。このような場合は組織全体が新採者を温かく迎え、共に頑張っていこうという姿勢を示してもらえればと思います。まずは新採者が孤立していまわないように上司や先輩方のほうから声かけをし、新採者を認め、積極的に関わっていくことが必要になります。

 

・「ゆとり世代」に新規採用者に何をどのように教えていくか?

 

先ずは仕事に対する心構えが大切だといえます。働いてお給料を貰うという事はどういうことか?組織とは何?職場内の常識やしきたりがあること。すなわち「学生」と「社会人」の違いです。

そして、社会人としてのマナーやコミュニケーション、職業に対する基本的スキル。

さらには、時代が変わっても変えてはいけない研修期間の苦労、我慢、忍耐、人を思いやる気持ちといった初歩的な事柄。

 

そして、教える側の上司や先輩は、新採者との考え方や感じ方の違いを認め、自分の中にある価値観を知ることがまず大切です。「自分達の時には・・・」は通用しないのです。そして、相手の話や考えを良く聞き信頼関係を深めることが最初に必要な事になります。

新採者は、実体験からの経験は少ないですが、情報と机上での学びに慣れている世代です。よって、座学を取り入れ口頭の指示だけに留まらず、何の為に今それをしているのか?という考え方を引き出し、また、教えていけば「経験」と「知識」の両面から教育していくことができます。

 

・そこは注意!怒られ慣れていない「ゆとり世代」

 

多くのゆとり世代は、多分に褒められて育ってきている世代でもあります。よって、怒られて育っていないために初めから強い口調で注意されると怒られた相手に対して「委縮」してしまいます。まずは、どんな些細な事でも目をみて話をすることです。また、出来ていない事や悪い点を伝える時には、出来ていた事や良い事を褒めてから、気になる点を伝えて指導していくことをお勧めします。すると褒められた喜びから、自分自身を認めてもらえている、または、評価してもらえていると感じる事ができます。さらに、物事に対する関心や意欲も増し成果にも繋がっていきます。ただし、上司や先輩が気になる点を伝える時には、事実に基づいた内容に絞り込むことが大切です。感情面や広い意味の概念だけで話をすると、相手とのギャップに気づかないまま話が進んでしまい、ややもすると、「一方的に怒られた」ということにつながることがしばしばです。

 

そこで大切なのが「報告」、「連絡」、「相談」の重要性をきちんと理解し実践できるように育てていける事です。仕事が未熟な状態であっても「報・連・相」がしっかりと行えていれば、例え失敗したとしても殆どの事が上司や先輩として対応可能になります。迎え入れる側にとっては、新採者が「学生」から「社会人」へと変容するまでしばらくの間は、忍耐が必要になると思います。しかし、この「苦労」がきっとこの職場で頑張っていこうと思える環境づくりに繋がると考えていただければ幸いです。

 

自分とは、考え方も価値観も違う相手を一度は受け入れ聞き入れ理解しようとする姿勢を保ち、笑顔で相手に届く声で挨拶から行動を起こし職場の士気をあげていきましょう。新採者が「働きやすい職場」から「働きたい職場」だと思えるように皆様がその環境を作っていくことで、おのずと新採者以外の職員にとっても働きやすい職場になるはずです。新採者を受け入れるこの機会にぜひ、職員全員で働きやすい職場づくりを目指していきましょう。

 

産業カウンセラー

大槻 久美子

●大槻カウンセラーのつぶやき●3月は「自殺対策強化月間」

3月に入り暦の上では春の暖かさを感じて、冬籠りをしていた虫も外に這い出てくる頃である「啓蟄」となりました。この早春は朝晩の寒暖差も大きく体に大きなストレスとなります。そして自律神経のバランスを崩しやすく、疲労や倦怠感を引き起こします。また3月~4月は年度の変わり目でもあり、異動や新採の受け入れ準備、それに伴う職場環境の変化も多い時期です。プライベートでもご自身だけではなく家族のライフイベントの変化が起こりやすくなります。この環境の変化は心にも大きなストレスをもたらします。何かとストレスを抱えやすいこの時期、中でも3月は1年の中で最も自殺者が増える月でもあります。この深刻な問題について、内閣府は毎年3月を「自殺対策強化月間」として自殺防止のための情報提供や支援などの取り組みを行っています。今回は「自殺対策強化月間」としてみなさんが職場でできる対策についてお伝えしていきます。

 

●「ゲートキーパー」というサポーター

・「ゲートキーパー」とは?

「ゲートキーパー」とは自殺の危険を示すサインに気づき、適切な対応(悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞き、必要な支援につなげ、見守る)を図ることができる人のことで、いのちの危機を救う存在と言えます。

 

「自殺総合対策大綱(平成19年6月8日閣議決定)」においては特に重点施策の一つとして、かかりつけの医師、保健師、看護師、ケアマネージャー、各種相談窓口担当者など、悩みを持つ人と接触するあらゆる分野の人材にゲートキーパーとなっていただけるための研修等を行うことを規定し、養成のためのテキストやDVDを作成・公開しています。

 

ゲートキーパーの詳細・内閣府HP

→ http://www8.cao.go.jp/jisatsutaisaku/kyoukagekkan/gatekeeper.html

 

●あなたも「ゲートキーパー」になりましょう!

・「ゲートキーパー」になるには?

ゲートキーパーの役割は、心理的・社会的な問題や生活上の問題、健康上の問題などを抱えている自殺の危険性がある人々に気づき適切に関わることです。ゲートキーパーになるために特に必要となる資格はありません。重要なことはあらゆる分野のあらゆる立場の人たちがゲートキーパーに求められるポイントを持って、その役割を担っていくことなのです。

 

・「ゲートキーパー」4つのポイント

①気づき・・・職場の仲間、家族や友人の変化に気づき、声をかける

(声かけの例)

「最近、眠れてる?」「なんだか元気がないみたいだけど、大丈夫?」

「何か悩んでる?よかったら話して」「何か力になれることはないかな?」

 

②傾聴・・・本人の気持ちを尊重し、耳を傾ける

(傾聴のポイント)

・話しやすい環境つくり(話しやすい場所や十分な時間を持つこと)

・個人的な判断や批評をせずに聴く

・悩みを真剣な態度で受けとめる

・相手を尊重し感情を否定しない

・誠実にあいづちやうなずきながら受容して聴く

・話を聞いたら、ねぎらいの言葉をかける

 

③つなぎ・・・早目に専門家へ相談するよう促す

(つなぎのポイント)

・紹介にあたって相談者に丁寧な情報提供をする

・相談者の了承を得た上で、相談窓口に確実につながるように、可能な限り相談者の家族や友人など周囲の人と連携を取り、相談場所や日時を具体的に設定し、相談者へ伝える

・一緒に連携先へ出向くのが難しい場合は、専門先の地図やパンフレットなど情報提供を確実にする。

 

④見守り・・・温かく寄り添いながら、じっくりと見守る

連携先につないだ後も、必要時には相談に乗ることを伝える

 

ゲートキーパーの役割はまず自殺を考える人の「サイン」に気づくことです。あなたの周囲の人が、憂鬱そうな顔をしている、かなり疲労している様子、眠れていない、食欲がない、口数が少ない、独りで過ごしている、身だしなみがだらしなくなっている等、「いつもと違う状態」になっている場合はそのサインの可能性があります。こうしたサインが見られたら、じっくり話を聴いて相談者に寄り添い、専門家へつなぎ、ゆっくり休養させ、トータルに見守り支えていくことが大切です。

 

●あなたの「ゲートキーパー」を持ちましょう

・誰でも心身の不調に陥る場合がある

いつも周囲のゲートキーパーでいる立場であったとしても、ストレスが重なったり、大きな不安や心配事が起ると心にダメージを受けることがあります。ご自身に「いつもと違う状態」のサインが起きた時、決して独りで悩みを抱え込まず、まずは誰かに話してみてください。周囲の信頼できる人に悩みを打ち明けることで独りでは思いもよらなかった考えや方法など「新しい道」がきっと見つかります。また私たち専門家へ相談することも大変有効な方法です。

 

心理的に追い込まれた状況になると、誰でも「死んでしまいたい!」と考えてしまう恐れがあります。しかし、「死にたい」という考えは「生きたい」という本心とのせめぎ合いの状況でもあり、必ず自殺を選んでしまった人には何らかのサインを発しているものです。自殺の多くが防ぐことができた問題であり、何よりも周囲がそのサインに気づいて適切なサポートをしていくことが重要です。みなさんの気づき、そして声かけ、話を聴くことから自殺を思い留まり、問題を乗り越えていくことにつながるのです。

是非この機会に、「ゲートキーパー」としての役割を意識して新しい季節を迎えてください。

 

産業カウンセラー

大槻 久美子

●大槻カウンセラーのつぶやき●目標設定

二月に入り寒さの中にも春の兆しが感じられるようになりました。
旧暦では立春が1年の始まりとされ、季節の節目などの起点にもなっています。
お正月に、今年の抱負や目標を考えられた方もいらっしゃるかと思いますが、まだ考えて
いないという方はこの立春を期に新しい目標設定をされるのはいかがでしょうか。
また、年度末が近づくと職場でも今年度の振り返りや来年度の目標設定をされるところも多いことでしょう。
今回は「目標設定のポイント」についてお伝えしていきます。

 

● 「目的」と「目標」を理解する 

・目的と目標の意味

目標設定を行う前に、「目的」と「目標」の意味について考えてみましょう。

辞書で調べてみると、

「目的」とは、成し遂げようと目指す事柄。

「目標」とは、目的を達成するために設けた目当て。目印。

という意味がありました。

 

「目的」は、「何のためにそれをするのか理由や意義といった行動のねらい」

「目標」は、「いつまでに、何を、どこまで、するかという具体的な行動計画」

とも考えられます。

 

・目的も目標も両方必要

普段から意識する機会が多いのはきっと「目標」だと思いま す。
もしかすると、「目的」を考えた事がないという方もおられるかもしれません。

「何のためにこの仕事をするのか」を意識することは、その仕事の意義や重要性を感じ、
仕事に対するやりがいや創意工夫を生み出すことでもあると思います。
そうすることで設定した目標に対しても取り組む姿勢が変わってくることでしょう。

 

● 会社の目標と個人の目標の接点を見つける

・誰のための目標か忘れない

会社の方針や部署目標など、個人が目標設定をする前に上位方 針が決まっている職場もあると思います。
その上位方針を受けて職場のメンバーに目標を与えてはいませんか?
上位方針はあくまで会社のための目標であって、個人のための目標ではありません。
ましては目標に向けて取り組むのはその人自身です。
その人が心から挑戦したい、取り組みたいという気持ちにならないと、
与えられた目標では「やらされている」と感じたり、ノルマと捉えて大きなプレッシャーを感じてしまう人もいるでしょう。

 

・会社の目標と個人の目標が上手く重なるところを見つける

もちろん職場のメンバーには会社の目標に取り組んでもらうべ きなのですが、
一方的に押し付けるような形で目標を与えても、あまり良い結果が期待できません。
目標を与えるのではなく、会社の目標と個人の目標が上手く重なるところを探すのです。
その為には個人の目的を共有することが大切です。
そして会社の目標と個人の目標が重なる所をみつけることができれば、会社の為そして
自分の為にも目標に対して真剣に取り組む事ができ、ひいては個人の成長が会社の成長へと繋がっていきます。
会社の目標と個人の目標の接点を見つけることは、管理職の大きな役目といっても良いでしょう。

 

● 目標は柔軟に

・目標はいくつあってもいい

目的に対するアプローチの方法は一つではありません。
例えば、「お客様に満足していただくため」という目的に対して、
商品の品質、お客様へ対応、納期などの時間、自身の知識や技能など、色んな側面からの目標を考える事が出来ます。
日々の仕事の中でも業務ごとに小さな目標をもつことも出来ますね。

 

・目標は達成しないといけないことではない

目標設定をしていざ取り組んでみると中々うまく行かない時と いうのは誰しもあると思います。
実行してみてはじめて気づくこともあります。
一度目標を立てたら、何が何でもその目標を達成しないといけないと思うと、
その目標に対してずっと固執してしまい、身動きが取れなくなる恐れもあります。
上手くいかないなと感じた時は、なぜ上手くいかないかを考え、達成基準を変えたり、
目標を細分化したり、取り組む時期を変えたりするなどして柔軟に対応しましょう。

 

是非この機会に、目標だけでなく、目的についても職場の皆さんと一緒に考えてみてください。

 

産業カウンセラー

大 槻 久美子

●大槻カウンセラーのつぶやき●長期休暇明けの部下への気配りとアドバイス

 

新年1回目の今月は長期休暇明けの部下への気配りとアドバイスをお伝えいたします。

年末年始の休み。社会人にはめったにない長期の休暇ですが、その反動から仕事始めは仕事が億劫になる人が続出しています。久しぶりの仕事のために遅刻や欠席、職場内でのミスが発生しやすくなる時期でもあります。誰もが一度や二度はこの気持ちを味わっていることだと思います。正月休み明け急に仕事モードに戻れるはずがありません。休み明けの月曜に、やる気が出なくて体調を崩す“ブルーマンデー症候群”と同じです。正月休みともなると、年末年始は、いつもとちがう生活リズムになり、体内時計も乱れがちになります。さらに運動量は減り、暴飲暴食も多く体重も増えやすい生活環境になっています。正月が明けたからといって心機一転、生活リズムを整え正常な体内時計を休暇前の生活リズムをすぐに元に戻すことは難しく、仕事がつらく感じるのは普通のことです。しかしこの状態が続くと誰もが発症しうる休暇明けうつになる可能性もあります。

 

●言葉がけ

上司からは何気ない一言が全くやる気をなくさせてしまったり、反対に一言が励ましになり大きな原動力ややる気につながります。
組織内で交わされる言葉には人を良くも悪くもする非常に大きな力を持っています。

上司は部下の状態、状況を見て、そのとき、その場で的確な言葉がけすることがキーポイントになります。
優しさや労いを言葉にするように言葉がけする。

ねぎらう心

いたわる心

大きな心

この心を意識して言葉がけしてみてください。

 

●仕事の量、質

新年休み明けは可能であれば重要な仕事は先に伸ばし、仕事復習(休み前の仕事)から始め徐々に体を慣らしていき、仕事の予習(これから先の仕事)にシフトしていく方法をとってみる。
休み前と同じように仕事が出来ない場合方が圧倒的に多いのでアイドリング。
期間をを設けることによりミスも軽減されます。徐々に負荷を掛けての仕事量に戻していきます。

 

●話を聴く

声をかけたときに部下が「大丈夫です」と返事した場合でも、表情や声の調子 顔色などを見て、無理をしていないか、元気を装っていないか、気を配るようにしましょう。心配なときは、「元気を装いたい」「心配をかけたくない」という 本人の気持ちに配慮して周りに人のいない場所に移してから本音を聴いてもよいでしょう。

【話の聴き方のポイント】

・話しやすい環境づくりをする。(威圧的×)

・時間を区切って話を聴く。

・7割聞いて3割返す。

・質問は最低限に

・否定や拒否したい内容でも初めは聴き入れる。

・場所やタイミングを大切にする。

 不調のある部下に対してこのような事柄に気を付けて話を聴くようにすると
 部下の不安や心配ことなどの吐き出しが行われ気持ちが解放される場合があります。

 

●生活リズムを整える

・起きたら太陽光を浴びる。日中も太陽光を浴びて体内時計をリセットさせる。

・3食決まった時間に食事する。規則正しく食事する。年末年始で胃腸にも負担がかかり疲れています。
 胃腸の疲れは結果的に精神的に滅入る状態になりますので、消化の良いものを摂取しアルコールも控えます。

・睡眠時間を確保する。夜は早めに就寝して質の高い睡眠を確保する。

休みが続くと、その間ずっとリラックスモードONの状態です。交感神経がOFFになり副交感神経が優位になりっぱなしの状態なのです。緩み過ぎてもあまり良い状態とはいえません。もちろん逆に、ずっと緊張モードONでも良くありません。これは交感神経が優位になりっぱなしの状態です。

どちらのモードにあるのが良い悪いという問題ではなくて、要はその「バランスが大切」だということです。バランスが崩れた時、システムは破綻します。心身の健康も同じです。

 

では、皆さまの職場でバランスを意識したアドバイスを部下の方にお伝えしてみて下さい。

●年末年始のお知らせ●

お年末年始のお知らせ

12月26日(土)~1月4日(月)までお休みさせていただきます。

年始は1月5日(火)より営業いたします。


よろしくお願い致します。

●大槻カウンセラーのつぶやき●今すぐできるストレス発散法(2)

 

早いもので12月となりました。師走は忘年会、クリスマス、お正月とイベントも重なり、新年を迎える準備に慌ただしい時期になりがちです。冬の寒さも身に凍みるようになってきました。スケジュールが仕事もプライベートもいっぱいだという方も多いことでしょう。この時期の忙しさと冬の寒さで体調を崩さないようにするには、風邪やインフルエンザの予防のための衛生管理は勿論のこと、少しでもストレスを軽減することも大切です。そこで、前月に引き続き今月もストレス発散方法をお伝えしていきます。

 

《今すぐできるセルフケア》

①大声を出そう

 大声を出すことで気持ちを外に向けて発散することができます。その中でも歌うことはお薦めです。大声で歌うことで深呼吸にも繋がり、脳に新鮮な酸素が届き脳がスッキリします。最近は1人でもカラオケに行くことへの抵抗は低くなりましたので気兼ねなく行かれたらいいでしょう。もちろんお風呂の中や車の中、部屋で大声で歌うなど声を出せる場所はたくさんありますので工夫をしてみましょう。好きなアーティストのコンサートやライブに行って歌ったり踊ることも効果的なストレス発散法です。

 

②運動をしよう

 体を動かすことはストレス解消に効果的です。中でも「有酸素運動」がお薦めです。有酸素運動は血流の動きを活性化し体温を高めます。その結果リラックスして心も体もスッキリします。ジョギングや水泳、縄跳びなどが代表的な有酸素運動です。また怒りやイライラの発散としてボクササイズやバッティングセンターも効果的です。ダンスやサッカー、バスケットボールなども気持ちをリフレッシュさせ前向きな気持ちにさせてくれるお薦めの運動です。

 

③紙に書いて破る

ストレスな出来事やその思いを紙に書き殴ってみましょう。書くという行為は溜め込んでいた内側のストレスを「吐き出す」ことになり意外とスッキリする解消法なのです。小さな紙よりも新聞紙やカレンダーの裏紙など大きな紙に太いペンで書き殴るとよりスッキリするでしょう。また書き殴った紙をビリビリに破くと更にスッキリします。その後はゴミ箱へ投げてしまいましょう。「書き殴る」「破る」「投げ捨てる」の三点セットで少し乱暴な方法ですがお薦めのストレス解消法です。

 

④掃除や模様替えをしよう

 部屋の掃除や模様替えも効果的なストレス発散法です。掃除の最中はその事に集中しているのでストレスの存在を忘れることができます。適度に体を動かすことで運動によるストレス解消の効果も得られます。掃除や模様替えをすることで部屋がきれいになり心もスッキリします。また達成感や充実感も得られるでしょう。心も部屋もスッキリ片付くお薦めのストレス解消法です。

 

⑤心を許せる人と過ごす

 一人でできるストレス解消法をお伝えしてきましたが気心の知れた人と時間を過ごすこともストレス解消に繋がります。仲の良い友人や家族、パートナーとカラオケやスポーツ、食事や会話、買い物などを楽しみましょう。自分のためのご褒美として買い物をする、美味しいものをご褒美にすることもストレス解消になりますが誰かが一緒にいることで「買い過ぎてしまう」「やけ食いしてしまう」などの「やりすぎ防止」にもなります。ストレス発散のための買い物が後で買い過ぎた後悔にならないよう、心を許せる人なら「買い過ぎじゃない?」「ちょっと食べ過ぎじゃない?」と歯止めとなり、アドバイスもくれるでしょう。

 

前回に引き続き、ストレス発散法をお伝えしました。ストレスの原因が皆様々なようにストレスの発散法も人それぞれで違ってくるでしょう。今回お伝えした解消法はほんの一部ですがどれも効果的なものばかりです。皆さんも工夫をしてオリジナルのストレス発散法を見つけてください。職場で「あの人はストレスが溜まっていそうだな」と心配な人を見かけたら是非ストレス解消法の勧めを促し、職場で適度な休憩をとる、ご自身のエネルギーが許せば一緒にカラオケに行くなど取り入れてみましょう。

是非、効果的なストレス解消法を実施していきいきと健康的に働ける職場を目指してください。

 

産業カウンセラー

大槻 久美子

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