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スタッフブログ

●年末年始休業のお知らせ●12月29日(金)~1月8日(月)

年末年始休業のお知らせ

2017年12月29日(金)~ 2018年1月8日(月)までお休みさせていただきます。

よろしくお願い致します。

●大槻カウンセラーのつぶやき●~年末年始と聞くとやってくる「冬季うつ」~

 

早いものでもう12月のカレンダーがやってきました。 外は、どんどんと冬の空に変わってきています。

そして、職場では、 一年の締めくくりや楽しいイベントが続くはずのこの時期に、

ふと気づくと疲労感や気持ちの落ち込みを感じていませんか?それはもしかすると「冬季うつ」かもしれません。

 

うつ病といっても様々なタイプがあります。

例えば、うつ病は気分の落ち込みが特徴的な心の病。朝起きた直後が 一番気持ちが冴えず、夕方になると

少し気持ちが軽くなる 「メランコリー型うつ病」や、気持ちの落ち込みに対する自覚が少なく、頭痛や腹痛などの

体の症状が目立つ「仮面うつ病」などがあります。その中でも最も季節性と深く関わっているものが「冬季うつ病」です。

 

冬季うつ病の特徴は、10月~11月頃に「うつ的な気分」がはじまり、 翌年2月~3月頃に治っていくとされ、

この時期ずどんと落ち込みが強くなる、 冬季に限定されているところです。

日照時間が短くなる秋から冬にかけて 「うつ傾向」が強まり、春になると自然とうつ状態から回復して元気になる

と いう季節性があります。また、20~30代の女性に多い症状でもあるのです。

 

冬季うつ病の症状は、一般的なうつ病の症状と大きく変わることは ありませんが一部冬季性うつ病特有の症状もあります

 

① 気分の落ち込み

② 今まで楽しんできたことを楽しめない

③ ぐったりとして疲れやすい

④活動量の低下

⑤ 眠気が強く、睡眠時間が長くなる

⑥ 食欲の亢進、特に甘いものが欲しくなる

⑦ 一度発症すると毎年繰りかえす

 

① ~④といったような一般的なうつ病と同じような症状もありますが、⑤~⑦のような一般的なうつ病とは

全く逆の症状があるのも 特徴の一つになります。

冬季うつ病は、11月頃から意識し始めそのうち2月頃になると自然に治って いくため「冬になると毎年こんなもんだ」

と思っている人も多いですが、日常生活に支障を来たすようなことがある場合は、一般的なうつ病と同様に病院に

行っていただくことをお勧めします。

 

また、「もしかしたら自分もかも?」と心配になる方のために日常から できる対処方法をお伝えしておきます。

冬季うつ病は、日照時間が原因していることは、わかっています。

日照量に限らず、一日中日の差し込まない部屋で仕事をするなどの 生活環境でも、同様の症状が生じるリスクがあります。

自分の生活環境がこれに当てはまると考えられる人は、 心の健康のためにも、外で過ごす時間を増やすよう

心がけましょう。

また、朝起きた時にはしっかりと朝日を浴びるようにしてみること。また、一定のリズム運動をすることも

良いとされています。

例えば、ガムをかむや自転車に乗る、歩くなど日常の動きからでも 十分予防はできるとされています。

 

冬季うつ病は、季節が春に変わる頃には、 症状もなくなり治るとされていますが、軽く考えることは危険です。

なぜなら、一度発症すると毎年繰り返される特徴があるためまずは、冬季うつ病にならないように日常からの

予防が大切です。

 

産業カウンセラー 大槻 久美子

●大槻カウンセラーのつぶやき●11月は「過労死防止啓発月間」です

大きな台風も去り、少し前まで「暑い」と思っていたのが、あっという間に コートが必要になるくらい「寒く」感じる

今日この頃になりました。この11月は、「過労死防止啓発月間」です。 さて、今更ではありますが「過労死」について

少し考えてみたいと思います。

 

「過労死」とは、皆さんもご存知のように働く上での長時間労働や過度の ストレスなどで、心疾患・脳疾患・また自殺

などにより残念ながら命を 落としてしまうことを言います。日本の労働者の平均時間外労働時間は、 ある調査では

「47時間」と出ています。また年齢的にも35歳~39歳までの人 に時間外労働が多いと出ています。

労働基準法では、1ヶ月の時間外労働の ボーダーラインは、「45時間」です。やはり今でも日本人は、働き過ぎと

言われても仕方ない状況になっています。ただし、一概に「時間外労働が多い=過労死」というわけでもありません。

もちろん長時間労働は、過労死を招く一因ではありますが、他にも職場の プレッシャーや「ハラスメント」なども大きな

要因になってきます。では、どのようなことが「過労死」として認定されているでしょうか?

それは、4つの形があります。

 

①【心疾患】

働き過ぎにより、異常が出てしまう体の器官の一つが心臓です。心臓に異常をきたすことを心疾患と言いますが、

過労死は、心筋梗塞や 虚血性心疾患などの心疾患が原因で亡くなられるようなケースです。

 

②【脳血管疾患】

働き過ぎで、異常が出てしまうもう一つの体の一部が脳です。 脳内の血管に異常が出てしまう脳血管疾患。

最悪の場合死に至るケースです。 脳梗塞やくも膜下出血などが代表的な症状です。

 

③【過労自殺】

働きすぎ、過労によるストレスで精神を患い、結果的に自殺に至ってしまう 人も過労死と認定されているケースがあります。

 

④【過労・睡眠不足による事故】

過労・睡眠不足が原因で、勤務中・通勤中の居眠り運転による交通事故、 入浴中の溺死、駅のホームからの

転落などの事故も見られます。過労とは、直接関係ないような事故も、元をたどると働きすぎが原因として 過労死と

認定されているケースも有ります。

 

●では、どんな人がそのようなケースになりやすいでしょうか?

特に多いのが良くも悪くも仕事に対して従順で生真面目な人が過労死を してしまう傾向が多いように思います。

特に「自分がやめたら他の人に 迷惑をかけてしまう」と考えたり、「自分はまだまだ仕事ができないので人よりも

多く働かないと」と思うと心身がボロボロになるまで頑張ってし まうような人です。

また、長時間労働が重なることで「抑うつ状態」に陥り正常な判断力が 失われます。そして、「自分はいない方が

いいのではないか?」などと 考えるあまり、自殺したいという気持ち(自殺念慮)が頭から離れなく なる結果、

自殺に至ってしまうケースもあります。そんな人に限って自分の 抑うつ状態の前兆を見逃し、「自分は大丈夫」と

思って働いていると、気づいたときには手遅れということにもなりかねません。

 

このように責任感が強かったり、冷静な判断ができない状態になっていたり する人は、労働環境の異常さを自覚したり、

変だと思っていても辞めたり することが出来ず、自分を責めるようになります。だからこそ、職場での変化に気づいていく

必要があります。特に職場では、以下のポイントを見逃さないようにしてください。

 

①今まで出来ていたことができなくなっている。

②感情表現が減ってきた。

③仕事量に対して仕事時間が長くなってしまっている。

④周囲の人との関係を持たなくなってきた。一人の時間が多い。

⑤必要以上に自分の出来ていないことを責める。

 

上記のような言動が増えてきたら要注意です。

 

●そんな状況が見えてきたら職場でどのように対応すればいいでしょうか?

①長時間労働になっていないかどうか確認する。 特に残業時間を付けずに仕事をしている状況が重なってくる

ケースがあります。まずは、長時間になっているかどうかを確認してください。また、そのような 人が見当たった場合、

朝一番に仕事のスケジュールを可視化してみましょう。 「今日は何からやっていくのか」、「どのような仕事が残って

いるのか」を 紙に書いてみるのです。

②長時間労働になっている人の中で「休憩」を取っていないケースがあります。

自分ができていないと思うと休憩時間を割いて仕事をしているような状況が見え ればしっかりと休憩を取るように促しましょう。

③長時間労働になっている人の多くは、とても多くの仕事を抱えてしまっている 場合があります。

そこで仕事の優先順位をつけることをアドバイスしてみましょう。 例えば、期日がある場合は、分かりやすいですが、

それ以外では、「相手がある 仕事を優先する」などの優先順位をつけてみます。

④生活環境では、特にこの時期、夜が早く来るように感じます。 少し前まで18時頃はまだ明るい時間帯でしたが、

この時期になると18時は既に 「夜」と同じように暗くなります。するとなぜか気持ちが急いでしまうのです。

「早く帰らなくては」や「暗くなる前に」という気持ちが出るとおのずと 「焦り」が生じます。

この焦りが自分自身のプレッシャーとなってしまうことも 度々あります。その時は、まず「時間」をしっかりと

意識するようにアドバス してみてください。

⑤そして何よりも大切なことは、仕事以外でも楽しめることを持つことが大切です。

そのためには、楽しめる時間を持つことです。 うつ病などの疾患と過労死の起因性は、

まだまだ実証されていませんが、 なによりも職場での長時間労働を無くしていくことからはじめてみましょう。

そして、周囲の人とのコミュニケーション(最初は挨拶から)を意識してみてください。

この11月は、周囲の人達の様子を観察してみる一ヶ月にしてみてください。 そして、自分の働き方も見直す時間にしてみてください。

 

産業カウンセラー 大槻 久美子

●大槻カウンセラーのつぶやき●~職場のあるあるハラスメント事例~【パタニティーハラスメント(パタハラ)事例】

 

先日、こんな相談がありました。

ある男性職員(28歳)の方からの相談です。 「妻は、妊娠中からあまり体調がよくなかったのですが、

なんとか頑張ってくれて 子供が生まれました。母子ともに健康でよかったです。

ただ、今回は、2度目の出産 だったのですが、なんと双子だったのです。最初からそのことはわかっていました。

また、上の子とは1歳しか離れておらず、出産後3人の子供の面倒を妻一人で みていくことは難しいと考え、

自分も育休の制度を使いたいと上司に相談しました。 その時に、上司から「育休をとったり、時短で早く

帰ったりする男には、仕事を任せられない」「子育て中の男を管理職にすることはできない」と言われたのです。

管理職など役職に関しては、なりたいと思わないのでいいのですが、 仕事を任せられないといわれると育休を

取ることがダメなことと言われたように 感じてしまいどうしたらいいか困っています」という相談でした。

 

さて、最近では、積極的に育児に参加する男性のことを「イクメン」といって 少しずつですが男性であっても育児に

参加することは理解されてきていますが、 一方で、このように育児休暇があるにも関わらず取得できずに仕事と

育児の両立で 悩む男性が増えてきています。国は、2020年までに男性の育児休暇取得率13%を 目標にして

いますが、2015年の育休取得率は、2.65%と増えつつあるものの まだまだ育児は、女性のものという風潮が

強いようです。

このような状況の中、今回の上司の発言は、「パタニティーハラスメント」と なりうることになってしまいます。

「パタニティーハラスメント」とは、 あまり聞き覚えがないですが、パタニティーとは、「父性や父であること」

という意味で、パタニティーハラスメントとは、育児のために休暇や時間短縮を 希望する男性に対する嫌がらせ

行為のことになります。

 

よって、今回のように「育休を取ることで仕事を任せない」や「管理職になれない」 また、給料やボーナスを減らしたり、

降格人事を行ったりすることや遠方への異動を 命じるなどの行為がそれに相当します。2014年大阪高裁では、

3か月の育休を取得した 男性に対して育児・介護休業法第10条において「昇給や昇格の機会が与えられなった ことは

違法である」との判決を下しました。 現在、男性と女性の一日あたりの育児時間は、男性が39分、女性が202分と

大きな差があります。育児を女性一人が担わなければならない現実が まだ多くある中、男女雇用均等法と

育児・介護休業法との見直しもされ、 「マタハラ」と同様に「パタハラ」の防止も事業主の措置義務になりました。

職場として男性も女性も仕事とプライベートの充実を図れるような 「働き方」を考えていきましょう。

 

産業カウンセラー 大槻 久美子

●大槻カウンセラーのつぶやき●夏バテならぬ秋バテをご存知ですか?!

 

 先月は、「夏バテ」についてお伝えしました。今回は、「秋バテ」をご存知でしょうか?

今年のような猛暑では、体が汗をかいて体温を下げようと調整します。

そこには、汗をかくためのエネルギーが必要なのですが、エネルギーを使いすぎると バテてしまうのです。

それが「秋バテ」なのです。特に今年は、エアコンの効いた部屋での 作業が多く室内の温度と室外の温度に

大きな差があります。 体は、その都度寒くなれば熱を作り、暑くなれば、熱を冷まそうと一生懸命働きます。

これを繰り返すうちに体温や内臓の働きを調整している自律神経が乱れてきてしまいます。

他にも運動不足の人は、エネルギーを作り出す体力がないため秋バテに陥りやすくなります。 また、ストレスや

内臓の冷えなどからも秋バテになりやすいと言われています。 仕事などでストレスがたまると、血管が収縮し

血の巡りが悪くなります。 そして、暑さをしのぐために冷たいものを食べたり、飲んだりしすぎると、 血の巡りが

悪い上に内臓が冷えます。体全体に「だるさ」を感じることになります。

また、秋バテには、2種類の形があります。そこで、下記質問に何問当てはまるか チェックしてみてください。

女性の健康的な生活について考える、医師や専門家らで作る 「ウーマンウェルネス研究会」が、

チェック項目をあげています。

 

1.冷たい飲み物が好き

2.夏の入浴はシャワーだけの場合が多い

3.夏は素足でいることが多い

4.胃腸が弱い方だ

5.紫外線対策を怠りがち

6.普段過ごす部屋の冷房温度は25度以下

 

さて、いくつあてはまったでしょうか?

 

そこで、秋バテの2種類の形は、「燃え尽き型」と「だらだら不調型」です。

実は、1から3に当てはまる人は「燃え尽き型」の可能性があります。

このタイプは、比較的体力があるために、夏場は元気で、胃腸も丈夫、冷房下でも バテることなく快適に過ごします。

ところが自律神経への負担は、 自覚がないまま体に負担をかけ続けますので、夏に隠れていた不調が、

秋になって顕在化する場合があります。夏場の体力が燃え尽きたようなイメージです。

一方、もともと胃腸や虚弱体質の人は、夏バテを引きずり、さらに秋の朝晩の寒暖差や、 気圧の変化が要因となって、

不調が長引くので、「だらだら不調型」と言います。 そこで、秋バテにならないようにするには、エネルギーを作り出す

体力が必要です。 そこでお勧めするのは、「ウォーキング」や「軽いジョギング」です。紅葉には、 少し早いですが、

秋の紅葉をイメージしながらウォーキングやジョギングを楽しんでみるのも いいかもしれません。

 

なかなかまとまった時間が取れない人は、仕事をしながら気づいた時に つま先立ちをしてみたり、

荷物を動かす動作にスクワットなど取り入れてみることで 筋肉をつけることができます。

また、デスクワークの多い人は、椅子に座っている時に 両ひざを意識的にくっつけてみてください。

以外に内ももの筋肉を鍛えることができます。

ぜひ、夏バテからさらに秋バテに移行しないように「いい汗かいたな」と思えるような運動を 取り入れてみてください。

ぜひ、今年は、秋バテ防止に職場のレクリエーションとして 秋の紅葉を散策するウォーキングの

計画を立ててみるのもいいですね。

 

産業カウンセラー  大槻 久美子

●大槻カウンセラーのつぶやき●猛暑を乗り切ろう!

今年の夏は、例年に無く湿度の高い蒸し暑い夏になりそうです。

 

そこで、今回は、「夏バテ」についてお話しします。

皆さんは、熱中症と夏バテの違いをご存知でしょうか?

熱中症は、めまいや立ちくらみ、失神、大量の汗、頭痛、倦怠感、吐き気や嘔吐などの 症状から

「放置すれば死に至る状態」になることは最近よく言われるようになりました。

一方、夏バテは、だるい、疲れやすい、食欲がない、眠れないといった症状が特徴で、

高温多湿の夏に身体が適応できず、自律神経のバランスが崩れることが原因です。

 

ここで夏バテ危険度チェックを行ってみたいと思います。 いくつチェックが入るでしょうか?

 

□夏は毎年食欲がなくなる

□あっさりしたもの、冷たいものばかり食べている

□食事は、炭水化物中心になり、魚、肉、野菜が少ない

□気づくと1時間以上、水分を摂っていない

□酒、コーヒー、ジュースが大好き

□夏はお風呂よりシャワーだ

□運動の習慣がない

□毎年、夏風邪をひく

□寝るときは、暑くても冷房をつけない

□夏は睡眠不足が続く

 

チェックの数が多ければ多いほど夏バテになりやすい身体になっていきます。

そこで、日常生活で気を付けるのは、水分補給です。人は、たくさん汗をかいて体に溜まった熱を

下げ体温調整をします。だからこそ嫌われやすい汗も本当は、とても大切な役割をしています。

汗をかいてその汗が蒸発するとき、気化熱として身体にこもった熱を逃がすことで 体温調整をしています。

よって、汗が出すぎて脱水症状にならないために水分補給を するのですが、

水だけの補給だと体内の塩分濃度が下がり、身体がだるくなります。

また、胃液も薄まることから消化機能が低下していきます。 すると、おのずと食欲もなくなってきます。

そこで、1日の摂取すべき水分量は、大人で約1.2ℓで水の適温は、5~15℃と言われています。

よって、実は氷は不要なのです。また、ジュースや清涼飲料水は、糖分が多く含まれ 毎日飲み続けていると

急性糖尿病になる場合があるので要注意です。

水分補給にお勧めするのは、水、ほうじ茶、麦茶などウーロン茶以外の茶色のお茶をお勧めします。

また、水を飲む時には、ぜひ、塩をなめたり梅干を1粒食べるなど塩分の摂取も心がけてください。

そして、大切なのは、喉の渇きを感じる前に飲むことです。

喉の渇きを感じたときには、すでに軽い脱水症状が始まっているサインです。

適度な水分、塩分補給を忘れることなく夏バテにならない身体づくりを心がけましょう。

 

産業カウンセラー 大槻 久美子

●お盆休みのお知らせ●8月11日(金)~8月20日(日)

お盆休みのお知らせ

8月11日(金)~8月20日(日)までお休みさせていただきます。

よろしくお願い致します

●大槻カウンセラーのつぶやき●ストレス発散のための質の良い「睡眠」とは

 

これから暑い夏がやってきます。

この季節、「暑い」ということでストレスと感じる人もいれば、 クーラーがききすぎて「寒い」ということが

ストレスとなる人もいます。 人によって、ストレスの感じ方は様々です。そのような中、私たちは、

必ず一日1度はストレスの発散をしています。それが「睡眠」です。

ですが、夏本番になり熱帯夜が続くと「睡眠障害」の症状が出やすくなって きてしまいます。

 

例えば、ベッドに入ってもなかなか眠れない「入眠困難」や一旦眠りについても 何度も起きてしまう「途中覚醒」、

夜の10時に寝るのですが、夜中2時くらいに 起きてしまい眠れなくなってしまう「早朝覚醒」、眠りが浅く睡眠時間は

取れて いるのですが熟睡感がない「熟眠障害」などこれらを「不眠症」といいます。

こうなると「睡眠の質」が悪くなり「寝不足」というだけではなく、 日々溜まってくるストレスの発散もできません。

ひいては、集中力の低下につながり、 ささいなミスや間違い、事故などの引き金になってしまうことさえ起こってしまいます。

 

実は、睡眠には、驚くべき作用があり、人にとってなくてはならないものなのです。

これまで睡眠は、脳の休養と考えられてきました。

ですが最近は、睡眠には、 ①身体や脳を休めて疲れを回復させる「疲労回復」 ②成長ホルモンの分泌による

怪我の修復や身体の成長「新陳代謝」 ③脳に溜まった情報を記憶する「記憶の固定」

④夢を見ることでストレス解消「ストレスの発散」という大切な働きをしていることが分かってきました。

特に③「記憶の固定」は、起きている間に得た情報を記憶として保ち、睡眠によりしっかりとした記憶へと

固定していきます。ですから当然寝不足になると 記憶力は低下していきます。

また、④良い夢も悪い夢も含めて人は、睡眠中に夢を見ます。 そして、夢を見ることでその日に集めた情報を整理、

仕分けすることでストレスからの 問題解決をこなしています。

ということは、夢を見ることで人は、ストレスに耐える力を つけていることになります。

このように「睡眠=寝る」と一言で言っても人には欠かせないとても大切なものなのです。

 

では、どうすれば質の良い睡眠が取れるのでしょうか?

睡眠の質を上げるためのコツをいくつかご紹介します。

是非、職場で、「睡眠不足だな」と思える人を見かけたらこの4つのコツを 伝授してあげてください。

 

①理想の適温をキープする。

快眠できる理想的な温度は26℃前後、湿度は50%から60%前後といわれており、

布団の中の温度が33℃前後、湿度55%前後と言われています。 この状態を作るには、エアコンや

扇風機を利用するのが最も現実的な方法ですが、 「比較的涼しい」と感じるなら扇風機を使用し、

「熱帯夜で暑すぎ」と思うなら クーラーを使い分けましょう。クーラーを使用する場合は、寝付いてからの

2〜3時間で消すのが質の良い睡眠につながります。 よって、寝るときにスイッチを入れるなら

4時間タイマーがいい頃合いかもしれません。

②ぬるめのお風呂に入る。

夏は、ついシャワーにしがちですが質の良い睡眠には、お風呂が最適です。

人は、体の奥の体温が下がる時に、眠くなるようにできています。 そこで、お風呂に入りわざと体温を上げた後、

平熱まで下げる事で自然な睡眠を 促していきます。お風呂は、38度〜40℃くらいのぬるま湯に30分間。

ベッドに入る2時間前に上がり、ゆっくりと体温を下げていくことがコツです。

③眠くなったら布団に入る。

眠れない人の多くにベッドの中でゴロゴロしているという人が多くいます。 これを繰り返すと、ベッドに入っても

眠れないという意識が働き、今まで眠かったのに、 ベッドに入った瞬間に目が覚めるようになってしまいます。

また最近では、眠れないのでスマホについ手が伸びてしまうこともあります。

実は、スマホから出る明るさは、目から入る光で脳を興奮させ覚醒状態に持っていって しまいます。

そのため睡眠の質が落ちます。 寝る前の1時間はスマホやゲームは控えましょう。

④寝酒はしない。(危険信号)

眠れないのでお酒の力を借りてという方も少なくありません。

実は、寝酒からアルコール依存症となってしまうケースも多く睡眠薬代わりの アルコールは、

睡眠の質を悪化させることになります。

 

そして、なによりも朝起きたらしっかり朝日を浴びてください。

その日の睡眠と覚醒のリズムを整えるもっとも簡単で有効な方法は、 朝起きたときに「日光を浴びる」ことなのです。

是非、質の良い睡眠をとってストレスを発散しストレスに負けない身体づくりをして、

いきいきと働ける職場づくりにお役立てください。

 

産業カウンセラー 大槻 久美子

●大槻カウンセラーのつぶやき●職場の安全配慮義務

5月の大型連休も終わるとともに今年は気温の変化が激しくなっています。

そろそろ6月なのに猛暑日が続くような状況に体調の変化を感じる方も 少なくないはずです。

特にGW明けは、「五月病」というような症状も多く出る中で体調管理が 難しくなっています。

このような時期、メンタル不全での診断書も 出やすい時期になってきます。 そこで、今回は、

メンタル不全を発症した職員に対する「職場の安全配慮義務」 ということで、今年2月に京都地裁で

出た判決をご紹介したいと思います。

今年2月23日京都地裁にて、職場に診断書が出された場合、 職場が必要とする安全配慮義務に関して、

判決は、以下のように述べています。

 

▼ 職場は、労働者が療養に専念できるように配慮すべきであり、

少なくとも積極的に精神障害の増悪をもたらすような行為を行ってはならない。

 

▼ 職場は、労働者と接触しなければならない必要性があったとしても、

労働者の主治医を介して、あるいは、主治医から労働者との接触の手順につき 教示を受けた上で、

これに従って労働者と接触するなどの方策を講じるべきであり、 職場側から労働者へ直接接触を

図ることは差し控えるべき義務を負っていた。

 

▼ 有期労働者という関係にあり、契約期間が迫った労働者が、労働契約の更新の件 について

面接を求められた場合これを拒絶することは困難と考えられること等から すると、労働者が面談を

拒絶しなかったからといって、職場が義務違反の責めを 免れることはできない。

 

▼ 労働者に対して、不利益な条件を提示することについての合理的な説明を十分に 行うべき義務を負っていた。

 

▼ これらの義務違反により、職場は一定の賠償をすべきである。

 

以上が判決の内容になります。では、この判決の意義はどこにあるのでしょうか?

職場がメンタル不全にて何らかの形で休んでいる人に対して、現状認識のため 「状況説明」を求めて面談を強要したり、

有期労働者に対しては、契約の期間を 縮小したり、雇止めを匂わせる説明や行為を行ってはいけないということです。

よって、職場は、診断書にて休んでいる方の状況を把握している以上、 少なくとも、主治医を通じてもしくは主治医の

指示を受けた上での配慮ある 接触を義務づけています。特に有期労働者に対しては、不利益になる条件内容を 提示

する際には、合理的な説明を十分行うこととしている点は、メンタル不全を 発症した労働者が職場による理不尽な

接触強要や一方的な不利益な契約更新などに 対しても相当の配慮が必要になるということです。

実際どうしたらいいでしょうか?そんな声が聞こえてきそうです。

 

そこで大切なのは、休んでいる期間の連絡の取り方です。 どうしても職場内で連絡をしなければならないことも

あると思います。 その際には、直接の接触や電話などではなく書面でのやり取りをお勧めします。 また、状況が

知りたい場合などは、休んでいる者から職場へ連絡をもらえるように 促します。また、衛生委員会を通じて休んでいる方と

話がしやすい同僚や労組などの 協力を得て状況を確認することも可能です。

さらには、職場が契約しているカウン セラーによるカウンセリングを受けることでカウンセラーからの

情報を入手することも 可能です。(個人情報は、守るなかで)

このように職場側だけではできないことは、 外部の力を借りながら実施することも必要です。

せっかくよかれと思って実施したことが、休んでいる者からは、「プレッシャーになった」 とならないように配慮を

考えていかなければならいのです。

これも「安全配慮義務」の 大切な考え方であると言った判決ではないでしょうか。

 

産業カウンセラー 大槻 久美子

●大槻カウンセラーのつぶやき●世代間が生む価値観の違いを受け入れる

 桜からいつのまにか新緑となり青々とした風景に変わり日中は少し汗ばむよう な季節になって参りました。

新規採用職員の方も少しづつ慣れてきたと思うこの時季、上司世代が新規採用職 員とどのように関わればいいのか?

という疑問も少しづつ出てきます。そこで、 今回は、新規採用職員との関わり方のちょっとしたポイントをお伝えさせて

いただきます。皆さんが新規採用者の頃は、就職して1ヶ月どんなふうに過ごされてきたか 思い出しながら少しお読み

いただけると嬉しいです。

 

さて、「最近の若い人は」よく耳にする言葉です。 この言葉を受けた時なんとなく感じるのは、「だめだね!」や

「ちゃんとわか っているのか?」などのような「嫌味」や「落胆」だったり、「不安」とも「心 配」ともなんとも捉え

ようのない少しネガティブな気持ちが含まれているように 受け取ることのほうが多いのではないでしょうか。

でも、本当にそれだけでしょうか。 実は、その裏には、「ダメと思いたくない」や「ちゃんとわかってほしい」など の

裏返しの気持ち「期待」が含まれているのです。 しかし、その期待感の中には、言う側の「価値観」が大きく

影響していることも 事実です。実は、この「価値観」が話をゆがめてしまい、その結果本当に伝えな いといけないことが

伝わらずお互いのコミュニケーションを阻害する結果にな ってしまうこともしばしばです。

では、どうすればお互いのコミュニケーションがうまくいくのでしょうか?

 

例えば、電車の中で「携帯電話で話をすることはご遠慮ください」というアナウ ンスを聞きます。

そこで、「電車の中で携帯電話をかけてはいけないというのは 当たり前のこと」思っている人も多いでしょう。

では、「なぜ携帯電話をしてはいけないの?」と聞かれた時みなさんは、どのよ うに答えますか?

恐らく「電車の中で携帯電話をかけるべきでない」という人は、「電車の中では 他人に迷惑をかけてはいけない」や

「静かにしていなければならない」というよ うに幼い頃から「躾」として教えてこられていたり、「静かで過ごしやすい

電車 の車内」を経験していたりする結果なのです。 しかしながら、現代の若者の育ってきた環境はどうでしょうか。

幼い頃から両親が携帯電話を使っていることを見ています。そして、「何かあっ たら連絡しなさい」と言って与えられて

きた環境で育ってきています。そんな彼 らに「なぜ電車の中で携帯を使うことがいけないのか」ということを伝えて

きた でしょうか?

大切なのは、「電車で携帯を使ってはいけない」ということではなく「電車の中 では静かにする」ということ

を伝えることなのです。そして、電車の中が静かで 過ごしやすいものであるべき環境を知っている人がそれを

伝えていかなければ ならないのです。「知っていて当然」ということはありません。それは、経験なくして知りえる

こ とがないからです。 「躾」とは、知っている人間が伝え教えていくこれがまさに「躾」というものです。

 

この話をある大学生にしました。すると彼らは、「電車の中で静かにしないとい けないということは知っているが、

自分が携帯で話す声よりもおばちゃん達の話 し声のほうがよっぽど大きいよ」と言われてしまいました。

最近の若い人は、以前若かった人達のことをしっかりと見ているのです。 そうなると「お互い様よね。気を付けようね」

と言える余裕がほしいものです。

「最近の若い人は」と言って決めつけてしまう前に何が欠けているのかを伝えて みてください。

すると相手の考え方や感じ方が見えてきて「世代間ギャップ」 という大きなギャップを埋めることが

できるのではないでしょうか。

 

産業カウンセラー 大槻 久美子

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