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2018年4月

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2018年4月28日(土)~ 2018年5月6日(日)

 

よろしくお願い致します。

●カウンセラーのつぶやき●~新しい環境になるにあたって、改めて・・・~

 

あっという間に桜が開花し葉桜になったように思います。

今年の春は駆け抜けるように過ぎて行ったみたいです。こんな時、いつもより体調に気をつけないといけません。

また、4月になると新入職員の方が入ったり、 人事異動などもあって職場の環境の変化が大きい時期になります。

 

そこで今回は、改めて周囲の人や本人が、どのようなポイントで メンタル不調をいかに早く気づくことができるか?

をお伝えしたいと思います。

 

皆さんは、メンタル不調というとどのようなことを思い浮かべるでしょうか?

やはり一番に浮かんでくるのは「うつ病」という病名ではないでしょうか。

このうつ病は、厚生労働省が実施している患者調査によれば、2008年には 104.1万人と100万人を突破し、2015年には、

112万人と著しく増加しています。 だからこそ「メンタル不調=うつ病」となってしまったのかもしれません。

さて、このうつ病は、どういうものでしょうか?厚生労働省は、 『「憂うつである」「気分が落ち込んでいる」などと

表現される症状を 抑うつ気分といいます。抑うつ状態とは抑うつ気分が強い状態です。 このようなうつ状態がある程度

以上、重症である時、うつ病と呼んでいます。』 としています。そこで、自分や周囲の人がうつ病となったことを

どうすれば自分自身や周囲が気づくことができるかということです。

 

うつ病は、早期発見が何よりも大切なのです。残念ながら発見が遅くなるほど 治るまでに時間が必要になります。

ただ、うつ病は、今流行のインフルエンザ のように「熱が上がる」、「体の節々が痛い」などはっきり認識できる

症状が ないため周囲の人はもとより、本人も気づきにくいため、発見が遅れてしまい やすい病気でもあるのです。

では、どんなところに気づけばいいのでしょうか?まずは、職場で働いている人の具体的な変化に気づくポイントを

医学博士の 鈴木安奈先生が提唱されている「けちなのみや」のサインで見てみましょう。

(これは、自分自身にも周囲の人にも合わせてみることができます。)

 

け:欠勤が多くなる

ち:遅刻・早退(欠勤になるまでの状態)

な:泣き言を言う

の:能率や効率の低下

み:ミスや事故が増える

や:「やめたい」と言い出すことが多くなる

 

そして、周囲の人の不調に気づくポイントは、その人の「いつもと違う様子」 を見つけることにあります。でも、

「いつもと違う様子」は、「いつもの様子」 を分かっていていないと気づくことができません。

例えば、「いつもとなんだか ちがうな?」、「顔色が悪く、元気がない」や「挨拶の声が小さい」また、

「朝は元気が無いが、毎日遅くまで残って残業をしている」、「提出できない 書類もある」などその人本来の様子や

行動の違いなどの「その人の常態からのズレ」 から気づくことができます。また、もう一つ気づくポイントは、

「集団からのズレ」 です。例えば、「一人になりたがる」や「集団行動したがらない」などといった 集団からの

ズレなどにも現れてきます。

 

では、実際に職場の同僚が病んでしまった場合ですが、どのような行動をすれば いいのでしょうか?同僚としては、

ぜひ「サポーター」になってあげてください。 治療者や指示者ではなく、あくまでも「サポーター」です。

「サポーター」とは、 温かい気持ちで接して応援し、見守るという立場です。そして、いつもと違う 様子に

気づいたら「最近どうしたの?」や「何か心配事でもあるの?」などの 声をかけてみてあげてください。

できれば早い段階で相談窓口などを紹介して いただければとても助かります。

 

うつ病は、心が強い、弱いということは関係ありません。仕事のプレッシャーや 長時間残業、働きにくい職場環境などが

続けばだれしもがなりうる病気である ことを理解していただき、元気にいきいきと働ける状態を作っていくように 個人の

一人ひとりが注意することも必要ですが、周囲に対しても目を向けて助け 合いながら作るようにしてみてください。

 

産業カウンセラー

大槻 久美子

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