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2016年2月

●大槻カウンセラーのつぶやき●目標設定

二月に入り寒さの中にも春の兆しが感じられるようになりました。
旧暦では立春が1年の始まりとされ、季節の節目などの起点にもなっています。
お正月に、今年の抱負や目標を考えられた方もいらっしゃるかと思いますが、まだ考えて
いないという方はこの立春を期に新しい目標設定をされるのはいかがでしょうか。
また、年度末が近づくと職場でも今年度の振り返りや来年度の目標設定をされるところも多いことでしょう。
今回は「目標設定のポイント」についてお伝えしていきます。

 

● 「目的」と「目標」を理解する 

・目的と目標の意味

目標設定を行う前に、「目的」と「目標」の意味について考えてみましょう。

辞書で調べてみると、

「目的」とは、成し遂げようと目指す事柄。

「目標」とは、目的を達成するために設けた目当て。目印。

という意味がありました。

 

「目的」は、「何のためにそれをするのか理由や意義といった行動のねらい」

「目標」は、「いつまでに、何を、どこまで、するかという具体的な行動計画」

とも考えられます。

 

・目的も目標も両方必要

普段から意識する機会が多いのはきっと「目標」だと思いま す。
もしかすると、「目的」を考えた事がないという方もおられるかもしれません。

「何のためにこの仕事をするのか」を意識することは、その仕事の意義や重要性を感じ、
仕事に対するやりがいや創意工夫を生み出すことでもあると思います。
そうすることで設定した目標に対しても取り組む姿勢が変わってくることでしょう。

 

● 会社の目標と個人の目標の接点を見つける

・誰のための目標か忘れない

会社の方針や部署目標など、個人が目標設定をする前に上位方 針が決まっている職場もあると思います。
その上位方針を受けて職場のメンバーに目標を与えてはいませんか?
上位方針はあくまで会社のための目標であって、個人のための目標ではありません。
ましては目標に向けて取り組むのはその人自身です。
その人が心から挑戦したい、取り組みたいという気持ちにならないと、
与えられた目標では「やらされている」と感じたり、ノルマと捉えて大きなプレッシャーを感じてしまう人もいるでしょう。

 

・会社の目標と個人の目標が上手く重なるところを見つける

もちろん職場のメンバーには会社の目標に取り組んでもらうべ きなのですが、
一方的に押し付けるような形で目標を与えても、あまり良い結果が期待できません。
目標を与えるのではなく、会社の目標と個人の目標が上手く重なるところを探すのです。
その為には個人の目的を共有することが大切です。
そして会社の目標と個人の目標が重なる所をみつけることができれば、会社の為そして
自分の為にも目標に対して真剣に取り組む事ができ、ひいては個人の成長が会社の成長へと繋がっていきます。
会社の目標と個人の目標の接点を見つけることは、管理職の大きな役目といっても良いでしょう。

 

● 目標は柔軟に

・目標はいくつあってもいい

目的に対するアプローチの方法は一つではありません。
例えば、「お客様に満足していただくため」という目的に対して、
商品の品質、お客様へ対応、納期などの時間、自身の知識や技能など、色んな側面からの目標を考える事が出来ます。
日々の仕事の中でも業務ごとに小さな目標をもつことも出来ますね。

 

・目標は達成しないといけないことではない

目標設定をしていざ取り組んでみると中々うまく行かない時と いうのは誰しもあると思います。
実行してみてはじめて気づくこともあります。
一度目標を立てたら、何が何でもその目標を達成しないといけないと思うと、
その目標に対してずっと固執してしまい、身動きが取れなくなる恐れもあります。
上手くいかないなと感じた時は、なぜ上手くいかないかを考え、達成基準を変えたり、
目標を細分化したり、取り組む時期を変えたりするなどして柔軟に対応しましょう。

 

是非この機会に、目標だけでなく、目的についても職場の皆さんと一緒に考えてみてください。

 

産業カウンセラー

大 槻 久美子

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